発祥の地bannar
漁網発祥の地
 [ぎょもうはっしょうのち]


場所
新潟県柏崎市荒浜3丁目
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JR越後線・荒浜駅の西北西 約2km。荒浜漁港の内側,国道352号(北陸道)の海岸寄りにある道路の脇に,柏崎青年会議所が建てた独特の形状の“まちしるべ”碑がある。

江戸時代,北海道江差地区ではニシン漁が盛んに行われた。最初はタモ網ですくうという原始的な方法を採っていたが, 17世紀後半に越後荒浜の牧口庄三郎という人物が松前に渡って,越後で利用されていた刺網(あぞ網)を紹介したことにより革新をもたらした。

あぞ網は麻でできた丈夫な漁網で“藁製刺網”とも呼ばれる。網作りは越後の農家の副業として盛んに行われ,牧口は網の販売により財をなしたといわれる。

撮影日
2010年11月
碑文
漁網発祥の地・荒浜のあぞ網      まちしるべ No.21

 越後荒浜は,日本三大漁網発祥の地のひとつに数えられています。幕末,荒浜からあぞ網を北海道・江差(えさし)へ持ちこみ,原始的だった北海道にニシン漁は飛躍的に発展しました。あぞ網は麻でできた丈夫な漁網で,最盛期には荒浜を中心に刈羽,三島に及ぶ約2000世帯が製網に従事しました。
 あぞ網を北海道に持ちこんだのは,荒浜村の豪商・牧口庄三郎です。当時の北海道との交易は,手こぎの船(のち北前船)による命がけのもので,航海を終えるのに約三か月を要しました。牧口氏は柏崎人の開拓精神の原点であり,その後,多くの人が北海道へと向うきっかけとなりました。
              社団法人 柏崎青年会議所    2001

 
漁網発祥の地碑
漁網発祥の地 碑