発祥の地bannar
水稲品種亀之尾発祥乃地
  [すいとうひんしゅかめのおはっしょうのち] 


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場所
山形県西田川郡庄内町肝煎中村
コメント
JR陸羽西線の清川駅から 南に8km。
県道45号を立谷沢川沿いに南下して,中村の集落の東の山中に 熊谷神社がある。
神社の境内に「水稲品種・亀之尾発祥乃地」と刻まれた石碑と 「亀の尾」の由来を記した副碑が並んで建っている。

「亀の尾」とは 明治時代に開発された水稲の一品種で,ササニシキやコシヒカリなど 現代の名品種の先祖に当たる品種でもある。
その由来は 下記の碑文にも書かれているが,阿部亀治 という人物が 1893(明治26)年に この熊谷神社で発見した 3本の稲から“冷害に強い”品種として選抜育種された。
明治末期から大正時代にかけて 亀の尾の栽培は全国に拡がり, 水稲の三大品種の一つに数えられるほどに普及した。 しかし この品種は害虫に弱く,化学肥料との相性が悪いなどの欠点があって作りにくく, 次第に別品種に切り換えられ 廃れてしまった。

1970(昭和45)年ごろになって,新潟県の酒造メーカーが 亀の尾の栽培を復活して日本酒の醸造を試み, 吟醸酒「亀の翁」が誕生した。 その米作り・酒造りの過程が 漫画「夏子の酒」のモデルに取り上げられ, 同名のテレビドラマ化されるなど 注目を浴びた。

撮影日
2008年10月 (写真提供 T.H.さん)

 

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