発祥の地bannar
酪聯発祥の地
 [らくれんはっしょうのち]


場所
北海道札幌市厚別区上野幌一条5丁目
コメント
JR千歳線 上野幌駅の東 800m。国道274号に面して 雪印種苗(株)の本社ビルと 園芸センターがある。広い構内の南東の隅 (本社ビルの裏手)に, 樹木に包まれるように 発祥の碑が建っている。
周囲には「旧出納邸」「雪印バター誕生の記念館」「旧出納邸サイロ」などが ゆったりと建っていて, 大変美しい場所である。残念ながら 現在は一般公開は していないらしい。

ここは かつて出納陽一氏の農場だった。1925(大正14)年に『農民のための生産組織』として 「北海道製酪販売組合」が設立され, 同時に この農場を借りて 仮工場としてバター製造を開始した。
翌年 全道を区域とした「北海道製酪販売組合連合会」(=酪連) となり, 新工場を苗穂駅近くに竣工し, やがて 雪の結晶で有名な「雪印」は全国ブランドに発展した。
太平洋戦争を前にして, 1940(昭和15)年に「酪連」は「北海道興農会社」に改組され, 戦後 1950(昭和25)年に「雪印乳業株式会社」として新発足した。
つまり この地は「雪印乳業発祥の地」と言っても間違いではない。

この地には「雪印スケートセンター」が開設され, アイスホッケーの名門「札幌ポラリス」の ホームグラウンドになって繁栄したが, 2000年の雪印乳業による 集団食中毒事件の影響で アイスホッケー部は閉部となり, スケートセンターも閉鎖された。
2002(平成14)に 関連企業「雪印種苗(株)」の本社が移転してきた。

発祥碑に名前を残している 黒沢酉蔵氏は, 宇都宮仙太郎氏らと共に 酪連を組織し, 後に会長となった。またこの地に「北海道酪農義塾」を創設し, これを 大学まで擁する「酪農学園」に発展させた。
その後 北海道興農会社の社長, 衆議院議員を歴任した人物である。

コメント
(2008/9追加)
『記念碑に見る北海道農業の軌跡』(※)によると,この碑は 1958(昭和33)年に建立された。
※『記念碑に見る北海道農業の軌跡』 北海道協同組合通信社・刊(2008) .

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撮影日
2006年5月
碑文
酪聯発祥の地
  昭和33年4月 黒澤酉蔵書

酪聯発祥の地 碑 旧出納邸サイロ
酪聯発祥の地 碑
旧出納邸サイロ


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