独立歩兵第七十大隊発祥之碑
[どくりつほへいだいななじゅうだいたいはっしょうのひ]
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場所
香川県丸亀市大手町1丁目
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コメント
丸亀市の中心部, 丸亀消防署と 護国寺の間に 石碑が建っている。
旧日本軍の組織については よく分からないところがあるが,
昭和28年発行の｢丸亀市史｣などによると,
明治の初めに 日本各地に連隊が結成された時に, 丸亀の地に置かれたのが「第十二連隊」で,
日清戦争・北清事変･日露戦争に海外派遣されている。
大正9年9月17日に, 師団主力の再編成があり, 「第十一師団」内の「歩兵第十旅団」
下部に この「独立歩兵第七十大隊」が設置されたらしい。
撮影日
2003年3月 (写真提供 Ｍ.Ｍ. さん）
碑文
南支派遣軍 独立歩兵第七十大隊発祥之碑
1997年秋声 香川七〇会建之
1997年秋声 香川七〇会建之
大隊のあらまし
昭和13年9月11日, 丸亀歩兵第十二聯隊留守隊に於て, 南支派遣軍の小独立部隊
(約800名)が編成され, 出動下命。バイアス湾の上陸を皮切りに,
広東・仙頭・潮州・海南島北部雷州半島等, 瘴癘の各地を転戦し,
終戦の直前には孤軍奮闘, 百対一の決戦を経て, 昭和21年4月1日,
神奈川県浦賀に於て, 部隊を解散した。
紫岳 撰書
