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天の岩戸神楽発祥の地
 [あまのいわとかぐらはっしょうのち]


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場所
宮崎県高千穂町岩戸
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高千穂鉄道の休止により 鉄道のない町になった高千穂町。
町役場から5kmほど北東に 天岩戸(あまのいわと)神社がある。
神社の参道入口付近から北西に上る狭く急な山道を 20〜30分もかけてテクテク歩くと, “神楽尾”と呼ばれる尾根に出る。
天岩戸神社をはるかに見渡せる斜面に「天の岩戸神楽発祥の地」と刻まれた石碑と, 「29番鈿(ウズメ)」と書かれた 神楽を描いた説明看板が建っている。

天岩戸神社は,「天の岩戸」神話に出てくる 天照大神(アマテラス)が閉じこもったという岩窟を神体とする神社。
岩戸の中に閉じこもったアマテラスを引っ張りだすために 外ではヤオヨロズの神々が相談して お祭騒ぎをはじめ, 不審に思ったアマテラスがそっと岩戸の外を覗くと,天鈿女命(アメノウズメノミコト)が楽しそうに踊っていた。 その時 手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸の外へ引きずり出し,世の中に光が戻った‥‥という。
この時のアメノウズメの舞が“岩戸神楽”として この地方に伝承されており, その発祥の地は 天岩戸神社を見下ろす峰の上であるとして,ここに発祥碑が建てられた。

岩戸神楽は 高千穂神楽とも呼ばれ 1番から33番まであって,きらびやかで豪華な衣装による勇壮な舞。
ここ高千穂には 岩戸地区・三田井地区など 20を超える集落ごとに,いろいろなバリエーションの神楽が 伝えられている。 国指定の重要無形民俗文化財に指定されていて,集落ごとに 11月から2月にかけて神社などで 夜を徹して演じられる。

撮影日
2008年10月
碑文
天の岩戸神楽発祥の地

  古事記・日本書紀に伝えられる天の岩戸開きの神話
  天の岩戸はここ神楽尾の眼下の荘厳な森の一角
  岩戸川沿いにあります
  地元の伝説によると天の岩戸の前で(ウズメ)の命が
  おもしろおかしく神楽を舞われてのち神々は
  (アマテラスオオミ)神へ捧げる天の岩戸神楽を
  この地で奉納したと伝えられています。
      平成十五年三月


 
天の岩戸神楽発祥の地碑 同・説明板
天の岩戸神楽発祥の地 碑
同・説明板

日本清酒発祥の地碑
 神楽尾から
 天岩戸神社方面を望む