発祥の地bannar
五城目市発祥の地
 [ごじょうめいちはっしょうのち]


場所
秋田県南秋田郡五城目町馬場目字町村
コメント
JR奥羽本線・井川さくら駅から東に7km。
県道15号(秋田八郎潟線)を馬場目川沿い南下し,町立馬場目性学校より1km近く手前の 少し東にはいったところに“町村農村公園”がある。 ここに「市発祥の地」と書かれた木碑と「五城目市発祥の地」と刻まれた黒い大きな石碑が建っている。

五城目町は 羽州街道と阿仁街道を結ぶ“五城目街道”沿いに発展した町。 かつて 阿仁鉱山(銅山)は全国有数の産出量を誇り 明治時代には日本三大銅山の一つと呼ばれた。 また秋田藩では森林育成にも力を入れ,五城目町周辺から良質な秋田杉が多く産出された。 このため 鉱山への物資の運搬や材木の輸送の中継地として 古くから発展した。

発祥碑のある町村地区から4kmほど北西の 五城目の町の中心部(下タ町通り商店街)では 500年の歴史を持つ“朝市”が開かれ賑わいをみせている。(毎月2・5・7・0のつく日の午前中) 【地図】
この市は,500年前(1495年)に 馬場目の地頭・安東季宗が町村地区に「市神」をまつらせて市を開いたのが 始まりと伝えられ,その後 町村から現在地に移されて 発展した。

撮影日
2008年10月 (写真提供 T.H.さん)
碑文
五城目市発祥の地
    馬場目字町村

    「市」の由来
 町村(まちむら)は,馬場目川の対岸にあった中世城 館馬場目城の城下集落として形成された集 落である。明応年間に,馬場目安東五郎季 宗が市神の柱をまわり,土着の在家斎藤弥 七郎を市奉行に任じてこの地に市を開いた 市は非常なにぎわいをみせたと伝えられて いる。
 「町」というのは「市」のことで,町村 の地名は「市」の開かれる村という意味で ある。
 文禄年間,馬場目玄蕃正勝時の時になっ て,秋田地方の支配者安東家に内紛がおこ り,五城目付近の勢力地図が塗り替えられ る。そのため市神の柱は,藤原内記秀盛の 砂沢城下五十目に移った。以来,五城目市 となって今日までつづいている。
 町村は,五城目市発祥の地として記念す べきところである。
    昭和六十一年三月建立
        五城目町教育委員会
        五城目町馬場目町内会>


市発祥の地木碑
 「市発祥の地」木碑
五城目市発祥の地碑
 五城目市発祥の地 碑