発祥の地bannar
丸正創業之地
 [まるしょうそうぎょうのち]


場所
東京都新宿区住吉町
コメント
都営地下鉄新宿線の曙橋駅から 西に200m。
靖国通りを住吉町交差点から西に向かうと,通りの北側に 10mぐらいはあろうと思われる高さの不思議な塔が目に入る。 細長い塔の下部には 二人の老人の銅像が納められていて,その下には「大魂塔・創業」と書かれたプレートが はめ込まれている。塔の横にある副碑「大魂塔主旨」には この地が「丸正創業之地」であると書かれている。

この銅像は スーパーマーケット“丸正”の創業者・飯塚正兵衛氏夫妻で,創業者を称え その発展に貢献した 物故者を慰める慰霊塔だという。
下記の碑文に書かれているように,正兵衛氏は 1919(大正8)年に上京して,最初は 大八車に野菜を積んで 売り歩く“引売り”からはじめ,やがてこの地に八百屋を持ち 100を超えるチェーン店を率いるまでに 至った。

この場所は 新宿駅から2km,四ツ谷・市ヶ谷の駅から1.5kmほどで,まあ“繁華街”とは言いにくいが “都心の一等地”であることは間違いない。そこに 5mx10m(?)もの土地を占有して ドえらい立派な 記念塔が建っているのは,凡人の常識を超えていて ついて行けない。

撮影日
2003年7月
2008年2月 (写真提供 T.K.さん)
2009年4月 (写真提供 T.H.さん)
碑文
大魂塔
 創業

大魂塔主旨
「丸正」創業者「飯塚正兵衛」は飯塚善次郎と妻とりの 五男として埼玉県北足立郡鴻巣町大字生出塚町(旧地名) に生まれた。 「正兵衛」二十三才の年, 大正八年十二月 二十四日「青雲の志」を立て上京, 四谷鮫ヶ橋にて引売八 百屋を営む。 大正十年五月二十五日牛込 区市ヶ谷谷町百番地(旧地名)当地に 妻「かね」を迎え同時に八百屋商「武 蔵屋」を開業した, 創業以来五十八年 その努力は実り「正兵衛翁」八十才に して「丸正チェーン店」は百店舗にま で発展した。 「丸正」の発展に尽力した 「物故者」の霊を慰め, 「青果物」の供養と共に「翁」 の創業の精魂を後世に伝えるために, ここ「丸正創業之 地」に「大魂塔(大根塔)」を建立する。
  昭和五十三年五月二十五日

建立者
  丸正二代目 飯塚正司
  建立実行委員
      委員長 飯塚春男
      ・・・ (以下 多数の名前。省略)

  施主  丸正食品株式会社
  協讃  丸正会
      丸正チェーン商事
      丸正商事
  計画  彫刻家 津上昌平
  設計  像制作 津上尚也
  施工  (株)明治石材商会
     昭和五十三年正月


 
原町田商店街発祥の地碑 大魂塔
大魂塔