発祥の地bannar
東京税関発祥之地
 [とうきょうぜいかんはっしょうのち] 


場所
東京都中央区明石町
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築地の 東京新阪急ホテル(聖路加レジデンス)の南西に 「治作」という料亭がある。 治作の門前に 灰色の石碑が建っていて「史跡・運上所跡」とあり, その下に「東京税関発祥之地」と書かれている。

鎖国政策を廃止して 横浜などが開港された 1859(安政6)年, 長崎・横浜・函館 の3ヵ所に「運上所」が開設されて 外交事務や運上の事務を扱うことになった。
“運上”というのは, 江戸時代には 商工業者が払う税金の一種で, 現代風に言えば “取引税”のようなものだろうか。開港場に創られた“運上所”は 関税を取り立てる 役所だった。

ちなみに 幕末に開港された 5港のうち 横浜・長崎・函館 以外の2港の運上所開設は, 神戸:1868(慶応3)年, 新潟:1869(明治2)年 であった。
江戸の運上所も 1868(慶応3)年に, ここ築地鉄砲洲に設けられた。

「税関」という役所名が使われたのは 1872(明治5)年からで, 関東地方では 横浜に置かれた。(横浜税関)
戦後 1953(昭和28)年に 「横浜税関東京税関支署」が廃止され, 新たに「東京税関」に生まれ変わった。

撮影日
2003年4月
碑文
史跡 運上所跡
東京税関発祥之地

 江戸幕府は, 慶応3年(1867年)に, 江戸築地鉄砲洲明石町の一帯を外国人居 留地と定め, この地に税関業務等を行う 運上所を設置しました。
 これが, 東京税関の始まりです。

東京税関発祥之地碑 築地 治作
東京税関発祥之地 碑
築地 治作