発祥の地bannar
煙火 三尺玉発祥之地
 [えんか さんじゃくだまはっしょうのち]


場所
新潟県小千谷市片貝町
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JR上越線の越後滝谷駅から 西に6km。
関越道から1kmほど西に 浅原神社がある。正面参道の途中右側に「煙火 三尺玉発祥之地」と刻まれた大きな石碑が建っている。また 拝殿に向って左手に「三尺玉煙火大筒」と書かれた,花火の打ち上げ用の筒が奉納されている。

小千谷市片貝地区では,毎年9月に“片貝まつり”が開催される。これは 浅原神社の秋季例大祭で,神社への奉納花火が盛大に打ち上げられることで有名である。
片貝花火の起源は江戸時代の初期にさかのぼり,浅原神社への賽銭代わりに花火を奉納したことから 花火の打ち上げが始まったと言われる。子供の誕生・結婚などの慶事,年忌などの弔事.成人・還暦・厄払いなどにちなんで神社に花火を奉納する。個人や家族単位だけでなく,地元片貝中学校の卒業生(同級生)で結成した「会」単位で大きな花火を打ち上げる習慣があり,先輩たちよりも大きな花火を打ち上げようと競う傾向がある。

片貝では 1878(明治11)年に 二尺玉花火が打ち上げられ,1886(明治19)年には 二尺五寸玉が,1891(明治24)年には 日本で初めての三尺玉が4発打ち上げられ「三尺玉発祥の地」と呼ばれるようになった。
さらに 1982(昭和57)年には 三尺三寸玉,1985(昭和60)年には 四尺玉が打ち上げられ,これは「世界最大の打ち上げ花火」としてギネスブックに記録されている。

撮影日
2010年11月 
碑文
煙火 三尺玉発祥之地

明治二十四年九月九日 浅原神社ノ大祭デ日本最初ノ大煙火三尺玉ヲ打揚ゲタ
コレヲ記念スルタメ大正十年卒業生一同ガ還暦ヲ祝ウテコノ碑ヲ建テル
    昭和四十三年九月九日
        浅田壮太郎文並書


 
煙火三尺玉発祥之地 浅原神社
煙火三尺玉発祥之地 碑
浅原神社 拝殿

三尺玉煙火大筒
三尺玉煙火大筒(浅原神社)