発祥の地bannar
赤べこ発祥の地
 [あかべこはっしょうのち] 


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場所
福島県河沼郡柳津町大字柳津
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JR只見線・会津柳津駅の南 700mに, 臨済宗の寺「圓蔵寺」がある。 寺の本堂である「菊光堂」の前に 牛の石像が置かれている。横に「開運撫牛」と書かれた 説明板があって「赤べこの発生地」と書かれている。
また 柳津の町中には あちこちに「赤べこ発祥の地」と書かれ 赤べこのおもちゃを描いた 看板が建っている。

赤べこは 福島県会津地方の郷土玩具。赤い「べこ」, 即ち 赤い牛を和紙で作った“張りぼて”で, 頭をチョンとつつくと首が上下に動く 「動くおもちゃ」。

赤べこの由来は, 只見川を臨む絶壁にある 圓蔵寺の本堂(菊光堂)を建築する際に, 大量の木材の運搬に難儀していたところ, 赤毛の牛が現われ 大変な活躍をして 助けてくれた, という言い伝えによる。 これを顕彰するために“撫牛”として円蔵寺境内に牛の像が祀られている。

福満虚空蔵尊・圓蔵寺は平安時代に開山されたとされる古刹で 「日本三大虚空蔵尊」の一つとされる。 (ちなみに 他の2つは 千葉県天津小湊町の能満虚空蔵菩薩 と 茨城県東海村の大満虚空蔵菩薩)
1月上旬に行われる「七日堂裸祭り」などでも有名。

撮影日
2006年8月 (写真提供 H.O.さん)
碑文[1]
福満虚空蔵尊・赤べこ発祥の地

    ようこそやないづへ

碑文[2]
開運撫牛

菊光堂は, けやき造り八角の立 柱五十六本から成り巨材の運搬に 牛の働きは華やかで完成の暁に姿 を消したという。これは神のご加 護にちがいないと, もっぱらのう わさと語り伝えられている。
虚空蔵菩薩は, 牛寅の守り本尊で もあり, 牛とは深いかかわりをも ち「丑」はもともと, み仏の使い とされてきた。
会津の民芸品とされている, あか べこ(朱色は魔よけの色とされて いる)はこの地が発生地としても 有名である。
丑寅生まれの守り本尊としても信 仰を集め, この牛をなでると福と 知の無限の御利益があり, 開運が 開けるという。

赤べこ発祥の地看板
 [1]赤べこ発祥の地 看板
開運撫牛
 [2]開運撫牛 説明板..
圓蔵寺・開運撫牛
 圓蔵寺・開運撫牛..
圓蔵寺・菊光堂
 圓蔵寺・菊光堂...

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