発祥の地bannar
棚田発祥の地
 [たなだはっしょうのち] 


場所
長野県千曲市八幡
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JR篠ノ井線・姨捨(おばすて)駅の東 およそ300m。
姨捨観光会館から車を降りて 長楽寺の境内を抜けると, すぐ目の前に棚田が広がる。
農作業用車両が通る農道を上に向かい, 右手前方に篠ノ井線の姨捨駅が見える ところまで歩いたところに「名月の里 棚田発祥の地」の石碑が建っている。
長楽寺から姨捨駅までの中間地点といえる場所で, 長楽寺からは 2〜300m。

ここ「姨捨の棚田」は 江戸時代中期から明治初期にかけて 開拓され, 現在でも 2000枚ほどの棚田がある。
北東側に 善光寺平が広がり, 南西側は 千曲高原に向かって 急な斜面になっており, 姨捨駅からの眺めは「日本三大車窓」の一つと言われる。
1999(平成11)年には 棚田として全国初の“国の名勝”に指定され, また“日本の棚田百選”にも選ばれている。
ちなみに 長野県には“棚田百選”に選ばれた棚田は 16ヵ所ある。

棚田は全国各地に見られるが, 急勾配で幅員も狭いため 降雨のたびに田や路面が壊れ, 維持管理に多大の労力が必要とされる。 そのため 近年は放棄される田が増加し, 景観や文化が損なわれ 深刻な問題となってきた。
姨捨地区では これを打開するために, 棚田を保全し活用する事を目指した 参加型農業「棚田貸します」制度が始まり, 都市と農村の交流を深め 地域の活性化を 図る取り組みが進められている。

なお この地は 「更埴市」だったが, 2003年9月に 戸倉町・上山田町と合併して 「千曲市」となった。

撮影日
2006年6月 (写真提供 S.H.さん)
碑文
明月の里 棚田
  発祥の地

  平成8年5月吉日
    河原■亀
      たけ子 建立
            更埴市八幡7421番地

棚田発祥の地碑
 棚田発祥の地 碑
姨捨の棚田
姨捨の棚田