発祥の地bannar
臼井八景発祥乃地
 [うすいはっけいはっしょうのち]


場所
千葉県佐倉市臼井田
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京成電鉄本線の京成臼井駅から 北に800m。
成田街道の“中宿”交差点の300m程北に 臨済宗の寺・円応寺がある。
寺の門前に「臼井八景発祥乃地」の古い木碑が建っている。

「臼井八景」とは, 1698(元禄11)年に 印旛沼周辺の八つの景勝の地を, 中国(北宋の時代)の「瀟湘八景」にならって定められたもので, 円応寺の住職によって選定されたため この寺が 臼井八景の「発祥の地」とされる。

「臼井八景」は,以下の8個所を指し, それぞれに名前が付けられているが, 現在は当時の景観が失われ てしまったものも少なくない。

  • 城嶺夕照(じょうれいせきしょう) 〈臼井城址)
  • 洲崎晴嵐(すざきせいらん) 〈八幡台)
  • 師戸帰帆(もろときはん) 〈船戸大橋近く)
  • 舟戸夜雨(ふなとやう) 〈船戸大橋近く)
  • 光勝晩鐘(こうしょうばんしょう) 〈光勝寺)
  • 瀬戸秋月(せとしゅうげつ) 〈西印旛沼サイクリングロード沿い)
  • 遠部落雁(とうべのらくがん) 〈西印旛沼サイクリングロード)
  • 飯野暮雪(いいのぼせつ) 〈西印旛沼サイクリングロード沿い)
円応寺は 臼井城の第6代城主・臼井興胤が創建した寺で, 以後 臼井氏の菩提寺となっている。
臼井氏は, 千葉一族(坂東八平氏の一つに数えられる下総の豪族。戦国大名となった) のなかで最も古い一族で, 平安時代後期に千葉氏から分かれたとされる。

なお, 碑の文字は 風化してしまい 現在は ほとんど読めなくなっている。 下の写真は 古い写真との合成で 文字が見えるようにしてある。

撮影日
2007年12月
碑文
臼井八景発祥乃地

臼井八景発祥乃地碑と円応寺 臼井八景発祥乃地碑
臼井八景発祥乃地碑と円応寺
臼井八景発祥乃地碑