発祥の地bannar
公教育発祥之地
 [こうきょういくはっしょうのち] 


場所
沖縄県宮古島市伊良部字国仲
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宮古島から4kmほど北西に 伊良部島がある。
島の西部にある伊良部郵便局の南隣,交差点の角に「公教育発祥之地」と刻まれた石碑が建っている。

伊良部島は 周囲27km,人口約7,000人の島。隣接する下地島とは幅 40〜100m程度の狭い水路で隔てられているが,6つの橋が架かっているので 2つの島であることを意識せずに生活できる。2005年に平良市など周辺5市町村が合併して 宮古島市になった。

1886(明治19)年,この地に「伊良部小学校」が設立された。15坪ほどの茅葺きの校舎で,設立時の児童数は53人だったという。
1902(明治35)年に「伊良部尋常小学校」と改称。その後「伊良部国民学校」を経て,現在の「伊良部小学校」となり,この地から600mほど北に校舎がある。現在の児童数 約140人。

この碑は,1986(昭和61)に伊良部小学校創立100周年を記念して建立された。記念碑の名前に「公教育」とはあまり聞き慣れない言葉だが,この小学校以前に 寺子屋のような私塾があって それと区別するために「公教育」と称したのだろう。

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撮影日
2010年11月 (写真提供 M.T.さん)
碑文
公教育発祥之地

  昭和六十一年十一月二十七日建立
    伊良部町長 川満昭吉


 
公教育発祥之地 碑
公教育発祥之地 碑


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