発祥の地bannar
東京瓦斯・創業記念碑
 [とうきょうがす そうぎょうきねんひ] 

場所
東京都港区海岸1丁目
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JR浜松町駅から 長いブリッジ(跨線橋)を渡り, 途中の 東京ガス本社前で地上に下りると, 階段の下に 大きな石碑がある。これが 東京瓦斯の「創業記念碑」。

日本における最初の都市ガスは, 1872(明治5年)年 横浜の豪商 高島嘉右衛門が 横浜瓦斯会社を設立し, 横浜において わが国最初のガス灯を点灯した。
東京では ここ芝浜崎町に工場を建設し, 1874(明治7)年 に 銀座〜京橋の間などで 85本のガス灯が点灯された。(後に 東京瓦斯に吸収された。)
1885(明治18)年, 渋沢栄一らが 東京瓦斯会社を設立し, ガスの用途も 街灯から燃料用に 転換し, 生産量も急増していった。
現在 この場所には 東京ガス本社の高層ビルが建っている。

撮影日
2003年4月
碑文
創業記念碑

帝都瓦斯事業ハ其初メ官営トシテ計画セラレ
此地芝浜崎町ニ瓦斯製造所ノ建設セラレタル
ハ明治六年十二月ニシテ瓦斯供給ヲ開始シ銀
座街灯ニ瓦斯燈ヲ点火シ行人ヲシテ驚異ノ眼
ヲ瞠ラシメシハ其翌年ノ事ナリ後民営ニ移サ
レ明治十八年十月ニ創立セラレタル我社ハ此
地ニ於テ事業ヲ継承セリ爾来物換ハリ星移リ
我社ハ他ニ移転シ瓦斯製造所モ廃毀セラレタ
リ本年創立五十周年ヲ迎ヘ此地ノ嘗テ瓦斯供
給ノ本源地ニシテ且ツ我社創業ノ地タリシヲ
憶ヒ当時ノ構内一隅ニ此碑ヲ建テ由来ヲ誌シ
テ記念トス
    昭和十年十月一日
         東京瓦斯株式会社
          取締役社長 井坂 孝


 
創業記念碑 東京ガス本社ビル
創業記念碑
背後に浜松町駅への人道橋が見える
東京ガス本社ビル