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三本柳さんさ踊発祥の地
 [さんぼんやなぎさんさおどりはっしょうのち]


場所
岩手県盛岡市三本柳
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JR東北本線・岩手飯岡駅の東 2.5km。 国道4号と国道396に挟まれた地域に「平野神社」がある。神社の境内, 拝殿に向かって右手に 大きな石碑が建っている。

「さんさ踊り」は 盛岡を中心とした旧南部藩の代表的な盆踊りで, 250年ほど前から 受け継がれてきた。 地域によって様々なバリエーションがある中で 「さんさ」の原型にもっとも近いとされるのが, 三本柳地区に伝わる「三本柳さんさ踊り」。

さんさ踊りの起源として「三ツ石伝説」がある。昔 この地方に羅刹(らせつ)と呼ばれる鬼が現れ, 悪行の限りを働き, 住民を困らせていた。人々が三ツ石神社(盛岡市名須川町)の神様に鬼退治を 祈願したところ, 三ツ石様は鬼を捕らえ「もう悪さをしない」と大岩に誓いの手形を押させた。 鬼の退散を喜んだ人々は 岩のまわりを「さんさ さんさ」と感謝の踊りを捧げたのが「さんさ踊り」の 始まりであると言われる。また この時に岩に押された鬼の手形が「岩手」の地名の起こりだとされている。

その後 さんさ踊りは 南部藩主から奨励を受けて近郷に広まり,「さんさ」から 33の踊りが作られた。
「盛岡さんさ踊り」で大きな見所になっているのが 日本一の太鼓パレード。 退散した鬼が二度と里に来ないように 太鼓の音を山に響かせたのが始まりと伝えられる。

撮影日
2006年10月
碑文
三本柳さんさ踊発祥の地

    昭和51年8月15日
    三本柳さんさ踊 都南太鼓保存会

三本柳さんさ踊発祥の地碑 平野神社
三本柳さんさ踊発祥の地 碑
平野神社