発祥の地bannar
四谷鮫河橋地名発祥之所
 [よつやさめがはしちめいはっしょうのところ] 


場所
東京都新宿区南元町
コメント
JR 四谷駅から 迎賓館正面右の道を塀沿いに下ると, 道の右側に「みなみもと公園」がある。 この公園の南の角を北西に曲がると, 公園を背にして 赤い鳥居と小さな祠が見える。
この狭い稲荷社の敷地内に 自然石に「四谷鮫河橋地名発祥之所」と刻まれた碑がある。

「鮫河橋」は「鮫ヶ橋」とも表記される。
かつてこの辺りは 低湿地帯で“鮫河”という川が流れており, そこに“鮫河橋”が 架かっていたと言われるが, 今はその痕跡すらない。

『日本の下層社会』という本によると, 明治期の東京の三大貧民街として 四谷鮫河橋・芝新網町・下谷万年町 が挙げられている。 『鬼平犯科帳』にも“夜鷹の名所・鮫ヶ橋”と書かれている。
もちろん 今はその面影は少しもないが, 「鮫河橋地名発祥」には そういう背景を知らないと 意味不明だろう。

撮影日
2002年7月, 2004年7月
碑文
四谷鮫河橋地名発祥之所

    沙美津川
      千どり来なける古の
        星の名ごりを伝う石ぶみ

    昭和五拾年参月吉日建之
        建碑主  長尾登女
        詞と字  長尾保二郎

四谷鮫河橋地名発祥の碑 せきどめ稲荷
四谷鮫河橋地名発祥の碑
せきどめ稲荷