発祥の地bannar
玉露製茶発祥之碑
 [ぎょくろせいちゃはっしょうのひ] 


場所
京都府宇治市小倉町
コメント
近鉄奈良線の小倉駅から 北に700m。
子守神社としても知られる“巨椋神社”の東隣に“小倉公民館”がある。 公民館の入口に向かって右側に 白っぽい平板状の石碑が建っている。

玉露は 独特な香りが特徴の日本茶。茶葉を収穫する前 2〜4週間ぐらいの間 日除けで覆って太陽の光を遮断し, その後 新芽だけを摘み取る。これによって 渋みが少なく特有の旨味のあるお茶ができる。

「玉露」という名称は,1935(天保6)年に“山本山”の6代目当主・山本嘉兵衛が, 宇治小倉の木下家において 茶葉を露のように小さく丸く焙り,これが「玉露」の商品名で販売されたのが原型とされる。 明治初期になり,製茶業者・辻利右衛門によって 棒状に焙る方法によって現在の玉露が完成した。

撮影日
2009年11月
碑文
玉露製茶発祥之碑

    玉露傳記
山城盆地巨椋池の周辺は地味
肥沃にして古來宇治茶の名産
地なり 而して玉露は天保六
年六世山本嘉兵衛徳翁が小倉
木下吉左衛門の製茶場にて試
作し 江戸に持帰り「玉の露」と
銘名して諸侯伯に贈り賞讃を
博せしに始まる 其の後小倉
江口茂十郎苦心の末これを完
成し「玉露」の名を以て賣出し
たるが 喫茶家の嗜好に適ひ
小倉産の玉露はその香味優秀
を以て内外に聞え今日に至れ
り 仍て我等此地に茶業を継
ぐもの先人の遺徳を偲びてこ
の碑を建て以て後世に傳えむ
とす
 昭和四拾五年秋 小倉茶業会


 
玉露製茶発祥之碑 小倉公民館
玉露製茶発祥之碑
小倉公民館