発祥の地bannar
種なし葡萄発祥の地
 [たねなしぶどうはっしょうのち]


場所
山梨県笛吹市春日居町小松
コメント
JR中央本線の春日居町駅から 南に1.5km。
笛吹川沿いにある「県立青い鳥老人ホーム」の外側,T字路の突き当りに, 「デラウェアー 種なし葡萄発祥の地」と書かれた,先端のとがった大きめの石碑が建つ。

種なしぶどうは,開花直前のぶどうの房をジベレリン水溶液に浸すことによって作られる。
ジベレリンは 植物ホルモンの一種で,イネの異常成長を起こす“馬鹿苗病(ばかなえびょう)”の 研究の結果 1957(昭和32)年に東大において抽出された。この物質が各種の農作物にどのような影響を 与えるかの試験が全国で行なわれ,わずか2年後の 1959(昭和34)年に, 種なしのぶどうが出来ることが発見された。
ごの技術は急速に普及し,3年後には 220ヘクタール分の種なしデラウェアが市場に出荷された。 現在では 全国で作られるデラウェア種は ほとんどすべてが種なしになっており, 巨峰・ピオーネなど他品種にも種なしが広まっている。

山梨県農業試験場の果樹分場は 現在老人ホームのあるこの地にあった。

撮影日
2009年6月 (写真提供 T.H.さん)
碑文
デラウエアー
 種なし葡萄発祥の地

 稲馬鹿苗病菌の純粋培養は,東京大学で成功し,この物質 はジベレリンと命名された
 ジベレリンの農作物利用研究は昭和三十三年に始まり, 私達は葡萄について研究に着手した
 昭和三十四年デラウエアーに種なし,果粒肥大,濃度, 処理期を組みあわせた試験を 春日居町民の協力を得て 造成したこの地において,五年生樹を用いて行い,その 結果見事に成功し,世界で始めて種なし葡萄が誕生した
 この技術は速やかに全国に普及した
                春日居町
                春日居町観光協会


 
種なし葡萄発祥の地碑
種なし葡萄発祥の地 碑