[ 発祥の地コレクション/「鳥もつ煮」発祥の店
発祥の地bannar
「鳥もつ煮」発祥の店
  [とりもつにはっしょうのち]


場所
山梨県甲府市丸の内1丁目
コメント
JR中央線の甲府駅南口前。ホテルたちばなのあるビルに奥藤・甲府駅前店がある。店頭に『元祖「鳥もつ煮」発祥の店』と書かれた看板がでている。

2010(平成22)年,厚木市で開催された『第5回B級ご当地グルメの祭典(B−1グランプリ)」において「甲府鳥もつ煮」が“ゴールドグランプリ”を獲得した。
鳥もつ煮は,それまで全国的にはほとんど無名だったが,甲府においては戦後早い時期から多くの飲食店が提供する,特徴的な食文化であった。これが全国区に飛躍するために「甲州鳥もつ煮」という呼称となった。

「甲府鳥もつ煮」は戦後間もない昭和25年頃,甲府のそば屋「奥籐」で誕生したとされる。物資不足で砂糖も容易に手に入らない時代に,鶏のモツ(主に砂肝・ハツ・レバー・キンカンなど)がただ捨てられていたのを,工夫して活用した料理である。
牛や豚を使用した“もつ煮込み”“もつ鍋”などとは異なり,砂糖と醤油だけのタレを煮立たせ,ここに鳥もつを入れて絡めながら煮詰め,テリが出て飴状になったら完成となる。
これが大好評を博し,やがて甲府一帯に広がってそば店の定番料理となった。焼鳥屋中心でなかった点がユニークである。

撮影日
2012年12月 (写真提供 K.N.さん)
碑文
元祖「鳥もつ煮」発祥の店 (看板)
 「鳥もつ煮」は戦後間もない昭和25年ごろ,当店で誕生致しました。まだ砂糖が貴重だった時代,甘辛いタレをまとった鳥もつ煮はお客さまに大好評で,いつのまにか山梨県内のそば店へと広まったのでした。


 
「鳥もつ煮」発祥の店 看板
 「鳥もつ煮」発祥の店 看板

奥籐 甲府駅前店
 奥籐 甲府駅前店