発祥の地bannar
理学療法士および作業療法士専門養成施設発祥の地
 [りがくりょうほうしおよびさぎょうりょうほうしせんもんようせいしせつはっしょうのち]


場所
東京都清瀬市梅園1丁目
コメント
西武鉄道池袋線の清瀬駅から 西に1km。
結核予防会・結核研究所の向い側に,旧国立病院機構リハビリテーション学院の敷地がある。 現在は閉鎖されて使われていないため 草ボウボウの広い敷地と古い建物に通じる正門跡に “リハビリテーション学院”の門柱が残っていて, その脇に「わが国最初の理学療法士および作業療法士専門養成施設発祥の地」という 非常に長い名前を刻んだ,高さ50cmほどの 小型の石碑が建っている。

理学療法とは,身体または精神に障害のある者に対して,基本的動作能力の回復を図るため, 治療体操その他の運動(運動療法)を行わせたり, 電気療法・マッサージ・温熱などの物理的手段を加える(物理療法)を行う療法。
また 作業療法とは,食事・更衣・排泄などの日常生活に必要な運動機能を向上させるために, 手芸・工作 その他の作業を行わせる療法を言う。

リハビリテーション学院は,1963(昭和38)年に 国立療養所東京病院の附属機関として設立された, 日本で最初の理学療法士・作業療法士を養成する 3年制の専修学校であった。
学院設立2年後の 1965(昭和40)年に「理学療法士・作業療法士法」が施行されたが, それまでは“リハビリ”や“理学療法・作業療法”などの言葉はほとんど理解されなかった時代であった。
設立当初は WHO(世界保健機構)などの援助を受けて運営され,教員も米国や英国から招聘された専門家だったが, 1970(昭和45)年以降は 日本人スタッフが教育を担当するようになった。
2004(平成16)年に 組織の設置主体が 厚生労働省から“独立行政法人国立病院機構東京病院附属”となったが, 近年 理学・作業療法士の養成学校が急増している事情もあって, 学院はその役割を終えたとして,2008(平成20)年に 38年間の歴史を閉じた。

撮影日
2009年3月
碑文
わが国最初の理学療法士および作業療法士専門養成施設発祥の地

国立療養所東京病院附属
リハビリテーション学院 昭和38年5月1日
厚生省によって設立された。
初代学院長 砂原茂一
パイオニア精神に基づいた全人的
医療教育が行われた。
独立行政法人国立病院機構東京
附属リハビリテーション学院として
平成20年4月1日閉校となる。


 
理学療法士および作業療法士専門養成施設発祥の地碑 (旧)リハビリテーション学院 門柱
理学療法士および作業療法士
専門養成施設発祥の地 碑

(旧)リハビリテーション学院 門柱