発祥の地bannar
かもめの水兵さん発祥の地
 [かもめのすいへいさんはっしょうのち] 


場所
横浜市中区山下町
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横浜高速鉄道 みなとみらい線・元町中華街駅の北東 300m。 山下公園の 岸壁に係留されている「氷川丸」のすぐ前に「かもめの水兵さん」の歌詞を 刻んだ石碑と その説明のための副碑が 並んで建っている。

童謡『かもめの水兵さん』は, 武内俊子/作詞・河村光陽/作曲で,1937(昭和12)年にレコード化された。 歌っていたのは河村光陽の娘で童謡歌手の 河村順子(当時11才)だった。
碑は1979(昭和54)年 (横浜開港120年) に建てられた。

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撮影日
2006年5月
碑文
かもめの水兵さん
       神奈川県知事 長洲一二

        武内俊子 作詩
        河村光陽 作曲
一. かもめの すいへいさん
  ならんだ すいへいさん
  白いぼうし 白いシャツ 白いふく
  波にちゃっぷ ちゃっぷ うかんでる
ニ, かもめの すいへいさん
  かけあし すいへいさん
  白いぼうし 白いシャツ 白いふく
  波をちゃっぷ ちゃっぷ こえていく

(副碑)
  碑をたてることば
 作詞者 武内俊子さんは昭和八年の秋ある日 このメリケン波止場から船で布教のためハワ イヘ旅立たれる叔父さんを見送りにこられま した それはよく晴れた日の午後のことで桟 橋一帯に白いかもめがたくさん飛びまわりそ れが折からの夕陽に映えてとても美しく印象 的でした この童謡はこのときの光景を描い たもので横浜港は「かもめの水兵さん」の発祥 地であります
    昭和五十四年十一月  野間省一

(副碑 裏面)
    畧歴
 作詞者 武内俊子さんは 明治三十八年 広島県 三原市に生まれ 県立広島高等女学校を卒業後 大 正十四年秋上京して家庭の人となられました 四児 の母として 育児のかたわら 数多くの童謡 童話 を書き残されましたが 昭和二十年四月七日 四十 一才で東京世田谷 三軒茶屋の自宅で 病没されま した 菩提寺は 広島市江波町慈仙寺にあります

 作曲者 河村光陽さんは 明治三十年 福岡県赤 池町に生まれ 小倉師範を卒業され 上京後 昭和 十一年からは 童謡の作曲に専念されました 武内 さん作詩の「船頭さん」「リンゴのヒトリゴト」も 作曲されましたが 昭和二十一年十二月 他界され ました 菩提寺は東京 文京区の吉祥寺にあります

かもめの水兵さん碑 と 氷川丸
 かもめの水兵さん 碑
背景は 氷川丸


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