北上夜曲発祥の地 [きたかみやきょくはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||||
場所 |
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コメント |
JR東北本線・水沢駅の北 約4km。北上川に架かる“桜木橋”の北詰の小公園に,
「北上夜曲発祥の地」と書かれた 大きな木碑が立っている。
大きなケヤキの丸太の表裏両面を削って 3mほどの高さに切り
「・・・発祥の地」の文字を彫刻して墨を入れた 素朴な発祥碑。(写真[1])
また ここから3kmほど下流の“小谷木橋”の西岸の土手の上にも「北上夜曲発祥の地・詩碑」と 書かれた看板が立っている。この土手下の河川敷には「北上夜曲」の詩碑がある。(写真[2])
「北上夜曲」の作詞者・菊地規氏は 江刺市(現・奥州市)の出身。作曲者・安藤睦夫氏は 岩手県種市町出身。
地元の師範学校に入学した 17歳の菊地氏は, 1941(昭和16)年に この地で「北上夜曲」を作詩した。
“桜木橋”横にある「北上夜曲発祥の地」は,見た感じではそれほど古いものとは思われないのだが,
根本を見ると腐食して 金属の金具で補強してあるのが見える。
裏面には「下川原振興会 老人クラブ建之」と書かれているが, それ以上の由来は不明。 | ||||
撮影日
| 2006年10月 | ||||
碑文[1]
| 北上夜曲発祥の地 下川原振興会 老人クラブ建之 | ||||
碑文[2]
| 北上夜曲 (詩碑) 菊地 規はるかの昔から 北上の流れは この地に生まれ育った者を 村や町の 発展を大きな愛の心で見守って来た 北上夜曲は その者たちの青春の 賦でもある 詩は 教師として初め て羽田小学校の教壇に立たれた 私 たちの恩師 菊地 規先生によって 風光明媚なこの地で作られ その歌 は一世を風靡した 私たちは今 49才を記念し その詩の一節を碑に刻み 憩いの場 に建てて 青春への想いを 古里へ の限りない愛着と感謝の気持ちをい つまでも残そうとするものである 私たちはまた 北上の豊かな流れ の岸辺に立つ人々に この歌を口ず さみ心安らいでもらいたいとも願う 昭和55年4月吉日建立 空の蒼さと 緑の沃野が展ける中 を 悠久に満ちて流れる母なる川 北上川に寄せる愛はつきない 毎日 通った道 私はこの川の四季から人 生の歓び 哀愁そして哲理を学んだ 河原の詩情に懐かしい想いをこのつき ない郷愁を常に感じている 菊地 規 |
[1]北上夜曲発祥の地 碑
| 旧・桜木橋親柱
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[2]北上夜曲発祥の地・詩碑
| 北上夜曲 詩碑
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