発祥の地bannar
庄内おばこ節発祥の地
  [しょうないおばこぶしはっしょうのち] 


場所
山形県飽海郡遊佐町小原田
コメント
JR羽越本線の遊佐駅から 東に2km。
町立遊佐中学校の南東,平津の集落に 帝立寺がある。 その境内に「庄内おばこ節 発祥の地」という石碑と 説明板が建っている。

「おばこ節」は 山形県・秋田県など 東北地方各地に歌われている民謡で,
  ♪ おばこ来るかやと 田圃のはずれまで 出て見たば・・・
という歌詞や“コバエテコバエテ”という合いの手で有名。

その発祥については諸説あるようだが, その一つが 当地に伝わる言い伝えが基になった「庄内おばこ節」発祥説である。
この寺の近くに 梢(こずえ)という名の娘(おばこ)が住んでいて・・・という言い伝えは 下記の碑文に記されている通り。

撮影日
2008年10月 (写真提供 T.H.さん)
碑文
庄内おばこ節 発祥の地

(説明板)
   庄内おばこ発祥の由来
 文政年間(1818〜1829)の ある晩秋の嵐の夜,冷たい雨に うたれた旅の商人が,疲労して 一軒の農家に一夜の宿をとった。  たまたま,この家に「梢」とい う娘がおり,板倉を仮の住まい とし,親切に看護したのが縁と なり愛し合うようになりました。 旅の商人が訪れるたびに,二人 は板倉や田んぼの外れで逢う 瀬を楽しんでいましたが,梢の 両親は旅の商人との恋を許し ませんでした。
このことを知った村人たびは
  「おばこいたかやと
   裏の小窓からのぞいてみれば
   おばこいもぜで
   用のない婆さまなど糸車」
とはやすように歌われたのが始 まりと伝えられております。 梢の生家(三郎兵エ)には 囲炉裏をきった板倉が有り ましたが,戦後の改築に逢 って今はない。

庄内おばこ節発祥の地碑
 庄内おばこ節 発祥の地 碑
同・説明板
 同・説明板