発祥の地bannar
黒衣地蔵尊発祥之地
 [こくいじぞうそんはっしょうのち]


場所
浜松市中区八幡町 
コメント
遠州鉄道鉄道・八幡駅から南に400m。
六間通りに面して萬福寺がある。寺の本堂手前に「黒衣地蔵尊発祥之地の碑」と自然石に刻まれた大きな石碑が建っている。

黒衣地蔵については次のような伝承があるという。
江戸時代は正保年間(家光の時代)。勘右衛門という男が城主の供をして付近の稲田を通りかかると光る稲がみつかり、その根元から黒い地蔵尊を掘り出した。家に持ち帰ったところ、勘右衛門の名前を呼ばれた。驚いて起きて見ると枕元に昼間の地蔵さまが立っていて「勘右衛門、吾はいつまでもここに居ることはできぬ。八幡町の萬福寺に祀ってくれ、その代わりお前の一生は必ず間違いのないように守ってやる。願い事があれば何でもかなえてやる。」そう言い終わると地蔵さまの姿は消えた。
夢のお告げ通り萬福寺にこの地蔵尊を祀った数年後、勘右衛門はある武士に無情な刃を向けられ、切り捨てられた。が、ふと気がつくと無傷で生きていた。お地蔵様のご利益かと思い、その足で萬福寺にお礼詣りに出向いたところ、地蔵尊の右肩から左脇にかけて袈裟がけに斬られていた。

その後、このお地蔵さまは「身代り黒衣地蔵尊」と崇められ、現在も萬福寺に大切に祀られている。現在では交通安全の祈願をする人が多く、毎年11月24日には大勢の信仰者が集まり、供養が行われ賑わいをみせている。
なお、この地蔵は以前、発見された場所(この地から東に300m、東小学校の西200m)に祀られていたが、区画整理のためゆかりの万福寺に移設された。

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撮影日
2015年10月 
碑文
黒衣地蔵尊発祥之地の碑
 昭和三十二年十一月二十四日
   世話人 浜松市八幡町第十区ノ二組
 
黒衣地蔵尊発祥之地碑
黒衣地蔵尊発祥之地の碑
萬福寺本堂
萬福寺本堂


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