発祥の地bannar
府立高・都立大発祥の地
 [ふりつこう・とりつだいはっしょうのち] 


場所
東京都目黒区八雲1丁目
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東急東横線の都立大学駅から 北に500m。
目黒区立・めぐろ区民キャンパスに「パーシモンホール」がある。 敷地の北側の歩道に面して, 旧・都立大学の正門の門柱と 「燦燦」と題する碑(モニュメント)が 建っている。

「府立高等学校」は, 1929(昭和4)年に 旧・府立第一中学校(現・日比谷高校)の構内に創設された。 この学校の目的は 府立一中がそのまま連続する高等学校にすることだったようだが, 周辺の中学の反対により 新たに7年制の高校(旧制の中学と高校が一緒になった学校)として 運営されることになった。 反対された事情はあまりよく解らないが, 府立一中だけ特別扱いするな, ということだったのだろうか。
その後 この地に移転し, 東京府が東京都になったため「都立高校」と改称され, 戦後 学制の変革により「東京都立大学」となり, 1991(平成3)年に 八王子キャンパスに移転するまで 60年近くここにあったことになる。

なお, 2005年に 東京都立の4つの大学(東京都立大学・東京都立科学技術大学・東京都立保健科学大学・ 東京都立短期大学)が統合されて「首都大学東京」となり, 東京都立大学も ここに吸収されたが, 「都立大学」という名称は 現在の学生が在籍する 2011年まで存続する。

旧・府立高・都立大の門柱の遺構には 次のような説明が書かれている。

   府立高等学校と東京都立大学の門跡

同窓の想いをこめ, 歴史のあかしとしてこれを残す。

      府立高等学校の沿革
1929年 尋常科4年高等科3年の7年制高等
    学校として府立一中内に開校。
1932年 新校舎竣工, この地に移転。
1943年 校名を都立高等学校に変更。
1950年 学制改革により閉校。

      東京都立大学の沿革
1949年 都立高等学校と都立の5専門
    学校を母胎に総合大学とし,
    創立。この地と品川の都立
    工業専門学校において開校。
1958年 深沢新校舎に理学部移転。
1961年 深沢に工学部移転。
1991年 八王子市南大沢に
    新キャンパス完成,
    全学移転。
撮影日
2007年2月
碑文
燦燦
    野上公平作

 1999年に府立高等学校は創立70周年を, 東京都立大学は創立50周年を迎えた。
これを記念して, 両校発祥の地が未来 永劫に燦燦(さんさん)と輝くことを希い これを建立する。
  2002年 春
        府立高等学校同窓会
        東京都立大学同窓会
            原 霞峯 書


 
燦燦碑 府立高等学校と東京都立大学の門跡
燦燦 碑
府立高等学校と東京都立大学の門跡