発祥の地bannar
全国健称マラソン発祥之地
 [ぜんこくけんしょうまらそんはっしょうのち]


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場所
京都府宮津市江尻
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北近畿タンゴ鉄道宮津線の天橋立駅から北北東に3km。
天橋立の砂州の北端に駐車場がある。この一画に「全国健称マラソン発祥之地」と書かれた,やや白っぽい石碑が建っている。

「健称マラソン」は,60歳以上の高齢者のみを対象とするユニークなマラソン会で,高齢化社会において老人の健康・体力を維持することを目的に,1971(昭和46)年に小谷静雄氏の提唱により,全国健称マラソン会(略称ZKM)が発足した。“健称”とはあまり聞き慣れない言葉だが,“健康を称える”という意味だろうか。
現在 支部の数は18あり,会員数は約3000名。男子は90歳代10数名,女子も85歳以上が10数名いるという。

第1回大会は,この地 天の橋立で開催され,宮津湾と内海の阿蘇海を東西に隔てる砂州(片道2.5km)を往復するコースで開催された。参加者は38名,内女性が1名,最高齢者は83歳。その結果,優勝者は71歳の男性で,61分32秒だった。
その後,会場は会の各支部の持ち回りで 毎年1回開催され,10回ごとの節目には 天の橋立で開催するしきたりとなっている。最近では 2010(平成22)年に 第40回が天の橋立で開催され,2013(平成25)年には 兵庫県宝塚で第43回が開催されている。

ちなみに,会の提唱者・小谷静雄氏は中央大学の出身で,在学中は 第10回《1929(昭和4)年》から4年連続で箱根駅伝に出場した人物。

撮影日
2013年6月 (写真提供 K.T.さん)
碑文
全国健称マラソン発祥之地
  京都府知事 林田悠紀夫書

      記念碑建立趣意書
 高齢化社会現象のエスカレートする今日,老人の健康福祉,扶養などの問題は,最も大きな社会問題の一ツとなっている。
 われら老人は徒らに社会の過保護的な恩恵のみにたよらず,動物の本能たる運動(動くこと)を無理をせず継続することにより,心身ともに健全なる老人の育成強化を目標に,昭和四十六年四月,満六十才以上の男女のみを対象に,全国健称マラソン会を結成し,全国に唯一ツの老人マラソン大会を開催して,あまねく斯界の注目を集めているが,これが必要性は社会全般に広く高く評価され,今や数百にのぼるスポーツ団体と,一千万とも云われる走る人口を数えるに至ったことは,正に健康日本の実現として欣快にたえない。
 第一回大会に僅か三十八名の会員にて発足してより今春九周年には七百有余名の大集団に発展し,恆に楽しい健康マラソンと会員相互の親睦を二大主柱として豊かな老人生活の理想を画いている。
 来る昭和五十五年四月六日,第十回記念大会を迎える良き日にあたり,かかる社会スポーツ運動ブームの原動力となっている本会が,全国老人の生き甲斐ある健康の殿堂たらんことを心から念願し生まれ育った天下の名勝天の橋立にこの記念碑を建立し,本会の誕生と業績をとこしえに伝えんと志すものである。
      昭和五十四年五月十三日
                記念碑建立委員会


 
全国健称マラソン発祥之地 碑
全国健称マラソン発祥之地 碑
同・建立趣意書 説明板
同・建立趣意書 説明板


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