発祥の地bannar
競艇発祥の地
 [きょうていはっしょうのち] 


場所
長崎県大村市玖島1丁目
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JR大村線の大村駅から南西2kmに 大村競艇場がある。
入場料100円を払って 競艇場構内に入ると,ゲート内のすぐ左側に「競艇発祥の地」と刻まれた白い石碑が建っている。
近くには「BOAT RACE 発祥の地」と書かれた 競艇場の歴史を紹介するパネルも展示されている。

大村競艇場は 正式の名称を“大村市モーターボート競走場”といい,一般には“ボートレース大村”という名称を使用している。1952(昭和27)年に国内最初の競艇場として発足し,全国の競艇場としては最南端・再西端に位置する。

競艇は 競輪・競馬およびオートレースを含めて“公営競技”と呼ばれる。レース毎に“投票券”が販売され,予想が的中すれば配当金を受け取ることができる。配当金は総売上の75%が投票者に分配され,残りは主催者および国庫の収益となるため,主催者となる地方自治体にとっては大きな財源となる。
戦後の財政難にあえぐ地方自治体をカバーする目的で,1951(昭和26)年に“モーターボート競走法”が成立し,各地に競艇場の設立機運が高まった。それを集約する形で“社団法人全国モーターボート競走会連合会”が設立されて,笹川良一氏が会長に就任。更に1962(昭和37)年に“日本船舶振興会”となり,1980(昭和55)年から 現在の“日本財団”と改称した。
「競艇発祥の地」碑の題字は 笹川氏の書である。

競艇のレースが開催されたのは 1952(昭和27)年の大村競艇場が最初で,つづいて 津競艇場(三重県津市),びわこ競艇場(滋賀県大津市)であった。現在は 全国に27個所の競艇場が運営されている。
しかし,最近はギャンブル離れの傾向が強まり,競艇場の運営も厳しく,赤字が続いている自治体も少なくないという。

撮影日
2011年10月
碑文
競艇発祥の地
     笹川良一 書

       発祥の由来
 昭和26年 当時第4代大村市長柳原敬一氏は 各地にモーターボート競走場誘致の機運が高まるや いち早く市財政の将来を見通し 競艇事業の開催を決断されたのであります
 昭和26年8月市議会の議決をへて1,345万円をもって競走場建設に着手し 同年10月末完了 翌昭和27年4月全国で初の第1回レースを開催したのであります
 以来 事業推進については幾多の困難な時期もありましたがその後は順調な進展を見 その収益金は教育,文化,福祉その他の公共施設の充実などにあてられ 本市発展のため大きく貢献しております
 ここに競艇開催に踏み切った柳原敏一氏の英断を賛えるとともに 競艇発祥の地として長く後世にその記録をとどめるものであります。
                   昭和52年5月12日
                    大村市長 高木隆虎


 
競艇発祥の地 碑
競艇発祥の地 碑

競艇場の歴史を紹介するパネル
競艇場の歴史を紹介するパネル