発祥の地bannar
スポチャン発祥の地
 [すぽちゃんはっしょうのち]


場所
静岡県静岡市清水区由比阿僧
コメント
JR東海道線の由比駅から 北に2km。
清水区役所由比支所から 北に約1km上ると,阿蘇宇神社がある。 神社の境内に建つ 高さ3mほどの石碑に「スポチャン発祥の地」と書かれている。

「スポチャン」とは「スポーツチャンバラ」のこと。
子供のころ 棒切れを手にして野山を駆け回った“チャンバラごっこ”をベースに, 新しく安全な用具を開発して,誰でもが理解できる単純なルールを定め, 老若男女にとって“安全で自由な”スポーツとしてのチャンバラができあがった。
用具(武器)は “エアーソフト剣”と称する柔らかい棒状のもので,その中身は空気。

スポチャンを考案したのは,横浜で警備会社を経営する 田邊哲人氏 (現・国際スポーツチャンバラ協会の会長)。
1971(昭和6)年,小冊子『護身道』を発刊し,“護身道”という名前で始まり, その後「全日本護身道連盟」を発足させ,これが“国際スポーツチャンバラ協会”と改称, 国内外で 会員15万人を超えるまでに普及。

ところで,なぜここ由比の小さな神社が スポチャンの発祥の地なのだろうか。 どうやら 少年時代を由比町で育った田邊会長が この神社境内で友人たちと“チャンバラごっこ”をしたのが スポチャンの起源である,という意外な理由であるらしい。
「最初のスポチャンの試合が この神社の境内で行なわれた」というようなエピソードを期待したのだが, 「スポチャンの創始者が 子供時代に遊んだ場所」が発祥の地とは,いささか脱力の感がある。

撮影日
2009年5月 (写真提供 T.H.さん)
碑文
スポチャン発祥の地

人の命は長くして短く,人生は遠く険しく重く尊い。
人ひとりの力は弱くとも,支え合い讃え合い,共に生きるスポチャンの強い絆は,まさに風のごとく世界を渡り, そのこころは永遠である。
社団法人日本スポーツチャンバラ協会,並びに国際スポーツチャンバラ協会創設の師田邉哲人会長は, ここ阿蘇宇神社を発祥の聖地と定め,師の唱える青少年の健全育成への熱き思いと,世界の恒久平和を念ずる 日本武道の魂を碑に刻み,ここに末永く後世に残す。
      平成二十年七月吉日
            記念碑建立発起人代表 由比町長 望月俊明

(副碑)
  私がスポチャンを語る時
  「子供の頃神社の境内
  や野山をかけめぐり
  皆で遊んだチャンバラ
  ごっこを今安全と
  公平自由なスポーツと
  して……」
  スポチャンはこの地より
  世界に翔いていった。
      田邉哲人


 
スポチャン発祥の地碑
スポチャン発祥の地 碑