発祥の地bannar
近代製紙業発祥の地
 [きんだいせいしぎょうはっしょうのち] 


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場所
大阪市北区中之島5丁目
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日本における洋紙の製造は一般に王子製紙(創業当時“抄紙会社”)が最初とされ,王子駅前の工場跡地には「洋紙発祥之地」の碑が建っているが,実際には 有恒社 や 蓬莱社 の方が早く操業を開始している。

撮影日
2010年1月 (写真提供 T.H.さん)
碑文
近代製紙業発祥の地

この地は江戸時代熊本藩蔵屋敷であったが,明治になって後藤象二郎が経営する蓬莱社が払い下げをうけ 同八年(1875)二月に イギリス製の機械を用いて洋紙の製造をはじめた これが日本の洋紙製造業の発祥という

(説明板)
近代製紙業発祥の地
 この地は,明治八年(1875)に日本ではじめて洋紙がつくられた場所です。明治四年(1871),大阪の商人平野屋五兵衛(ひらのやごへえ)がイギリスから洋紙をつくる機械を買ったことがきっかけとなりました。
 その機械を,高知出身の政治家,後藤象二郎(ごとうしょうじろう)が大阪の商人たちとつくった,蓬莱社という会社が譲りうけました。もとは熊本藩の蔵屋敷(くらやしき)であったこの土地に,製紙工場を建てて洋紙をはじめてつくったのです。
 その後,何回か会社の名前がかわりましたが,第二次世界大戦のころまで,この地に工場がありました。
             大阪市教育委員会


 
近代製紙業発祥の地碑 同・説明板
近代製紙業発祥の地 碑
同・説明板


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