発祥の地bannar
県営砂防事業発祥之地
 [けんえいさぼうじぎょうはっしょうのち]


場所
山梨県南アルプス市上市之瀬
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JR身延線の小井川駅から西に12km。
櫛形西小学校から県道108号線を西(南アルプス市県民の森方面)に向かうと,上一之瀬の集落を抜けた先の左脇に「砂防事業百年記念・県営砂防事業発祥之地」という 高さ1.5mほどの石碑が建っている。
またそこから川の対岸には 苔の生えた古い石積みが見られ,そこに「砂防事業百年記念・日本における・県営砂防発祥之地」という黒い石碑が建っている。

この地は,櫛形山から流れ出る一之瀬川が造る扇状地で,対岸に見られる古い石積みは市之瀬川の岸が削られるのを防ぐための護岸で,1881(明治14)年に 山梨県が初めての県単独事業として行った砂防工事である。
この工事は山梨県における近代砂防工事の先駆けであり,1897(明治30)年に砂防法が成立して,主要な砂防事業は国の直轄でおこなうようになる以前に,山梨県が 日本で初めての県単独事業として行ったものであった。

撮影日
2012年5月 (写真提供 T.K.さん)
碑文1
砂防事業百年記念
   県営砂防事業発祥之地

  この対岸にある護岸を水制工及び上流約百米
  にある石積堰堤工の上にも,同一年代に施行
  された,堰堤水通部分の張石が残っている。

  ここより約一、ニキロメートル上流「北伊奈ヶ湖」北方
  にも明治十四年十月建碑をもって 全国で初めて
  砂防事業として 堰堤工及び護岸が施工されている

    昭和五十六年六月 山梨県
碑文2
砂防事業百年記念
  日本における
    県営砂防発祥之地

        山梨県知事 望月幸明


 
県営砂防事業発祥之地 碑 対岸にあった古い発祥碑
県営砂防事業発祥之地 碑
対岸にあった古い発祥碑
(遠距離撮影のため不鮮明)