発祥の地bannar
精製糖工業発祥の地  [せいせいとうこうぎょうはっしょうのち] 

場所
東京都江東区北砂5丁目
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公団北砂5丁目団地の一部が公園になっており, その入口近くに この碑が建っている。
『我国精製糖発祥之地』と刻まれた 大きな石碑と, その隣に『精製糖工業発祥の地』 と書かれた 江東区教育委員会の建てた説明板がある。
撮影日
2002年11月
碑文
精製糖工業発祥の地        (北砂5−20・21)
 砂糖は8世紀に伝来し, 17世紀後半までは 薬として珍重されてきたといわれています。 江戸時代には, 8代将軍 徳川吉宗が 国産化を奨励, 明治に入ると, 日本の各地で 精製糖(白砂糖)の製造が試されるようになります。 しかし, いずれもうまくいかず, 明治23(1859)年, この地に建てられていた 鈴木藤三郎の製糖所で ようやく成功し, 砂村において 日本ではじめて純白の砂糖が誕生しました。
 鈴木藤三郎は, 安政2(1855)年 遠江国(静岡県)に生れ, 明治17(1884)年より 氷砂糖を製造していました。同22年, 上京し, 砂村に工場を移し, 同25年から 本格的に精製糖の製造を開始しました。
 藤三郎が 工場の移転地としてこの地を選んだ理由は, 原料や製品の運搬に 小名木川の水運が とても便利だったからです。 また砂村は, 砂糖の国産化の奨励地として, 徳川吉宗が 甘蔗(さとうきび)の苗を栽培させた, 極めて砂糖とゆかりの深い土地であった ためでもありました。
           平成4年3月  江東区教育委員会

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