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【手筒花火】へのコメント      [2003-09-03]   追加 [2005-10-07]


『手筒花火』に多数のコメントをいただき, ありがとうございました。
その中から 一部を紹介させていただきます。
  (長い文章を短くするなど, 適当に編集させてもらいました。)

【 O さんから 】
中々壮観ですね。近いから、花火と音が近くて、より迫力があり そうです。
花火大会に行って一寸不満なのは、音が腹にズシンと来るのはいいのですが、 どうしたって、音が遅れる。音だけ先に出して、 同期を取ってくれたら最高なのにな〜、と馬鹿なこと考えてます。

【 K さんから 】
最初の写真がなんとも幻想的でしばらく眺めていました。

【 K さんから 】
手筒花火, とっても綺麗ですねぇ。
私はカメラに関しては無知でして 理解できませんが、 とてもリアルであり、真のドキュメントを拝見でき 感動を覚えました。
これだけの内容を表現出来る技量は 一朝にして為せるものではなく 長年のご苦労の賜物と 深く感服致しております。

【 N さんから 】
綺麗な映像ですね。
現在手筒花火みたいなものが残っているとは、全く 知りませんでした。原始的というか、素朴というか、それだけに個性的 なものが生み出せるのかもしれません。
お陰さまで、また知識が増えました。次回も楽しみにしています。

【 O さんから 】
日本に伝来したころの花火は、正にこの様なものだったのでしょうね。 恐らく、神社の神事として、そのままの形で現在まで継承されてきたの でしょう。その意味では貴重ですね。
小学館「ス−パ−ニッポニカ」によると、1613年に明の商人が駿府城で 徳川家康にこの様な花火を見せた という確かな記録があるそうです。

手筒花火というのは 確かに 原始的な花火の形式なのだと思います。
がんじがらめの規制だらけの現代に ああいう伝統が残っているというのは, 何か不思議な感じがします。それでも大勢の若者たちが 花火師の資格をとって がんばっているのは, それだけ 人を惹きつける魅力があるのでしょう。

写真の「技量」について言われると お恥ずかしいのですが・・・
私の使っているカメラは 3倍ズームの最もポピュラーな (安い) デジカメですが, こういうイベントに行くと 皆さん ウン十万円の高級カメラを並べています。 この中に混じって デジカメを振り回すのは 少々気恥ずかしく感じるほどです。

「写真は腕で撮る。機材ではない」などと強がりを言っても, 本格的な望遠レンズには 絶対にかないません。

(神社の“カブリツキ”には, 昼過ぎには 既に 三脚がずらりと並んでいました。)

プロの撮る写真と決定的に違うのは, 撮影する場所です。
プロは 立入が制限されている場所にも どんどん入って 最適なスポットを選ぶことができますから, 彼らと競争にはなりません。

(花火のすぐ近くに カメラマンがしゃがみ込んでいます。)

今回 興味があったのは, 携帯電話で写真を撮っている人が 少なからずいたことでした。

(あれで どんな写真が撮れるのでしょうか。)

【 H さんから 】
いつもすばらしい話題をありがとうございます。
私も花火が好きでよく見ましたが、手筒花火は見たことがありません。
放揚する人がよく火傷しないものですね。ぜひ私も機会があれば見て みたいです。

【 T さんから 】
何時も為になる情報(否、羨ましくなる旅の情報)を有難うございます。
以前、テレビで手筒花火の映像を見ました。小川さんと同様、熱くないのかなと 思いました。
花火を持っている人が、ガニ股なのは、花火が重い為だとばかリ思っていましたが、 最後に 「ハネ」というのがあって, “下に向かって爆風が吹きだすため 足を開いておく” という理由だったんですね。勉強になりました。
それでは、また、楽しい旅の情報をお願い致します。

【 M さんから 】
手筒花火のお話有難うございます、
花火の作り方の工程のお話の中に「南京袋」と言う言葉に 大変懐かしさを感じました。 私にとりましては 忘れかかつていた 懐かしさを感じさせられました。
これからもお知らせをおまちしております、
涼しかったこの夏でしたが 太陽が顔お出せば 矢張り暑さの厳しい折りがら お体御自愛下さいますように。

【 M さんから 】
 はまだよりの写真、早速見せてもらいました!
今年は雨の日が多く、あちこちでこのような夏の風物詩なるものが中止となって 残念でなりません! 地元の街、戸塚でも 8/16 に予定していた 灯篭流しが翌日に延期、 そして翌日も雨で、灯篭を流す川が増水ともなって、中止となってしまいました!
このお祭り、一昨年までは質素ながらも打ち上げ花火もあって毎年の楽しみでしたが、 行政の財政難と、近所に大きなマンションが建ってか 苦情が出たとかで、 昨年からなくなってしまったのです! 都市化され、お洒落な町が増えてく反面、自然を切り崩し、近所づきあいもなく、 挙句は このような夏祭りなどのイベントも無い、 そんな そっけない社会が増えてくのも どこか寂しい感じがします!!!

【 M さんから 】
またまた楽しませていただきました。

「手筒花火」とは、ずいぶん意表を衝いたテーマで驚きました。 しかも、豊橋でやっていたとは。これも知りませんでした。
で、打ち揚げるのに資格が必要とは!で、最後には爆発する!
驚き連続です。

中に「子供連」というのもありますが、子供たちが、煙火打揚従事者 手帳を持っているんでしょうか。それとも、小型だから不要なんで しょうか。
面白そうで、一度やってみたいなぁー、という気もしますが、 実は、我が家は昔、玩具店をやってまして、花火の在庫が増える夏場は、 保管してある一画は火気厳禁。ちょっと怖い気もしてました。

なぜか夏に花火を見ると落ち着きます。暑さの戻った今、ぴったりのテーマです。
またもや力作!ありがとうございました。


プログラムに「子供連」というのがあったので 私も興味をもって見ていたのですが, 実際に子供が出てくるのは, 最初に点火する儀式で姿を現すだけでした。
花火からかなり離れた場所で, 長い竹の棒の先につけた 小さな花火(玩具花火)に 種火をつけ, これをゆっくり振り回してから, 中継ぎの若者の点火用具に 火を移します。 子供が出てくるのはここまでで, あとは全部 大人がやります。
花火を扱うには 花火師の資格が必要になるので, これ以上子供が 火を持ったまま 本物の花火に近づくことは出来ないのでしょう。
【 S さんから 】
お久し振りです、
やっと夏がやってきた感じですから、今回の手筒花火はグッドタイミングです。 花火はやはり夏でなければ 感じが出ませんね!
今年はこんな陽気なのでどこにも花火の見物に行かなかったのですが、 思いがけず小川さんの花火の話で、ようやく今年も夏が終わったという感じです。
それにしてもかぶりつきで 初めての手筒花火を見学する好奇心は まだまだ気力があることを感じさせられます。ありがとうございました。

【 U さんから 】
今回の豊橋の手筒花火は 思わずうれしくなりました。
以前、豊橋在住中は、吉田神社は 私の通勤の途中にあり たまには出かけたものでした。 手筒花火はやはり真近で見るのが迫力ですね。
小川さんも頑張ったようで 桟敷の最前列を目指したようですね。
火薬に火が付いて 炎が空に舞い上がり、最後は手筒の底が抜けて 逆噴射の炎が地面をたたきつける。まさに男度胸を試すにはいいもの?かもしれませんね。

私も豊橋の知り合いから、ちいさい手筒花火の竹の筒をもらいました。
これを玄関に飾って 下を毎日通ると願いがかなうそうです。 まだ、そのご利益にであっていませんが。
いずれにしても手筒花火、豊橋、いいタイミングで 今回のエッセにめぐり合いました。 ありがとうございました。


【 G さんから 】
毎回 はまだより 有難う御座います、何時もこの次はなんだろうかな と 作者ご本人の御苦労をお察ししながら心待ちをしております、

今回は 18世紀初めから発展したと言う 手筒花火がテーマで そんなに古い歴史があったのかと感心しています。
NHK 朝どらで 花火職人の粋な心意気を描いた場面が出てきますが 手筒花火は放揚する人自身が制作するとのことですから それぞれの製作者は 何ほどか腕によりをかけていることでしょう. 発祥の地記念碑の前を 花火を担いで颯爽と歩く放揚者の写真からも伺われます.
如何にして揚げるかの様子も 写真からよく分かります。

 そのほかロマンチックな光景が想像できる牛川の渡し、 いまから23年も前に 530 運動が発祥していた豊橋市など 大変興味深いものでした。


【 I さんから 】
 発祥の地めぐりのお楽しみです。 良くいろいろ見つけてきますね。
「あの壮大な火の粉をかぶりながら じっと耐えるのは 並大抵の度胸ではできないだ ろう。」
「手筒花火」あまりぴんと来ない言葉ですが、手で持って揚げるなど はじめて知りました。

 今、NHKの「こころ」のドラマでは、打ち上げ花火の花火師の話をしています。
普通は、隅田川で揚げるような夜空を彩る花火を想像しますが、 花火を揚げる側の苦労は、並大抵の物では、無いようです。まさに命懸けですね。


「こころ」に出てくる 浅草の煙火店の中に, いろいろな花火のサンプルが 展示されていますが, その中に 手筒花火が置かれています。 実物の半分以下の 小型のものですが, 筒を縄でグルグル巻きにしてあります。

「手筒花火の筒を 玄関や軒下に飾っておくと, 厄除けになる」とか「願いがかなう」 といった言い伝えもあるようですね。もちろん 中に火薬は入っていないでしょうが・・・

【 K さんから 】
五時前に席を確保されただけに 迫力のある写真で その場にいるような凄さが伝わってきます。
この花火は かって海外で放楊されて かの地の人々を驚かせたと聞いています。
娯楽の少なかった時代に 揚げる者も見る者も 命懸けで取り組み 興奮、陶酔して 生活の節目にしていたにでしょう。
かってテレビで どこかの地方(海外だったか)で 龍の形の花火を 高く高く揚げるのを競う催しをみました。 花火の一瞬の緊迫感と美はいつの世でも 人を魅了しますね。

【 F さんから 】
昔会社の同僚に 私よりも数年若い豊橋出身の男性がいました。 彼は酒の席でよく手筒花火のことを誇らしげに話をしていました。
彼の話を思い出すと、昔はもっと危険だったのではないでしょうか。 危険の中で、男気(侠気)を試す(示す)場だったようです。
彼も”侠気”を大事にし 酒を飲むと決まって、“吉良の仁吉は男でござる” を歌っていました。彼の人生で 手筒花火が大きな要因をしめていたような 気がします。手筒花火と聞くと 彼の愛すべき直情さを 懐かしく思い出します。

【 S さんから 】  <追加 2005.10.07>
インターネットをしていて ふと開いたページだったのですが、 内容がとてもすばらしく ずっとみさせていただきました。
私は生まれも育ちも生粋の豊橋っ子です。 祖父、父、主人と手筒花火を愛してきました。私も大好きです。 現在は祖父は揚げていませんが、父、主人は今週の秋祭りの 準備中です。
手筒花火のすばらしさをいろいろな地域のかたが わかってくださって、とても嬉しくなりました。 ありがとうございました。
手筒花火を揚げた後は 頭の中にやけどができます。 かさぶたになったらかゆいそうで、父も主人も ぼりぼりかいていますよ。美容院ではいつも びっくりされるそうです。

顔や腕に多少のヤケドはあるだろうとは思っていましたが, 頭にまで火傷するんですか!
それじゃ, 何年も手筒をやっていると, 髪の毛が少なくなってしまいそうですね。

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