道頓堀
[98-01-06]
私は関西に3年も住みながら あまり大阪を知らない。
京都や奈良にはときどき行くが, 途中の大阪で降りることは滅多にない。
たまに行っても, どこに行けば何があるのか知らないので ますます面白くない。
そんな状態だから あまり大阪についてコメントする資格はないのだが,
あえて 私の(偏見に満ちた)印象をあらわす表現を探すとすれば
「はで」 「くどい」
であり,別の言い方をすると
「コテコテ」 「ギトギト」
ということになるだろうか。
(・・・などと書くと 大阪人にはおこられそうだが,
別に悪気はないので勘弁してもらいたい。)
そんな大阪を代表する場所は 大坂はミナミの中心地「道頓堀」だろう。
ミナミで一番ミナミらしいと言われるこの界隈は,
コテコテ・ギトギトの街である。
道頓堀川に沿った狭い通りは, 食べ物屋などの店が続く雑然とした不思議な
空間だが, その中に劇場や映画館がデン・デンと居すわっている。
どうしてこんな所に劇場が・・・ と違和感を覚えるのだが,
モノの本によると この街は江戸時代に 5つの芝居小屋があって
それを中心に発展した場所だそうで,それを聞くとナルホドと納得できる。
道頓堀を歩くと, いやでも ド派手な大型の立体看板が目につく。
もちろん 道頓堀以外にも 大阪以外にも 立体看板はあるのだが,
ほんの数百メートルの道頓堀通りに, 次からつぎに これでもかコレデモカ
と並んでいるのは いかにも大阪らしい風景で,
好き嫌いは別として 非常に印象深い。
前置きばかり長ったらしいが, つまりそんな大型立体看板の写真をいくつか
ご覧いただきたい,というだけのことである。
(こんな写真を見ても, 大阪人には“だからどうした?”と言われそうな...)
|
今やこの「蟹の足が動く」立体看板は 日本中どこに行っても見られる
「全国区」ものになっている。
道頓堀だけで 2つも3つもこの看板が見られる。
|
|
日本中にその名を知られた「道頓堀名物」
|
|
「大阪名物たこやき・明石焼き・たこしゃぶ」
|
|
ケッタイな顔しとるけど う・ま・い・で!『平成大阪名物』
|
|
こういうスナオな看板をみるとホッとする
|
|
(いかとラーメンは どういう関係があるのだ?)
|
|
|
これは何の店?
なんともグロテスクな看板 |
|
|
これがホテルの正面入口だとは 信じがたい。気味が悪くて入りにくそう。 |
|
コメント或いはご意見がありましたら,
《こちら》へ