姫松茸発祥の地 [ひめまつたけはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||
場所 |
| ||
コメント |
JR紀勢本線の津新町駅から東へ2.5km。
海岸近くに“岩出菌学研究所”がある。この本館前に“岩出博士頌徳碑”とともに「姫松茸発祥の地」の碑が建っている。
「ヒメマツタケ(姫松茸)」はキノコの一種で“アガリクス”とも呼ばれるが,厳密には数百種類もあるアガリクス茸の中の一品種が「ヒメマツタケ」である。“キノコの姿がお姫さまのようにかわいらしい”ことからヒメマツタケという名前がつけられた。
発祥碑のある“岩出菌額研究所”は,岩出亥之助氏がキノコ研究と普及のために 1963(昭和38)年に設立した施設で,1975(昭和50)年に世界で初めてヒメマツタケの人工栽培に成功した。 岩出博士頌徳碑
理学博士 濱田 稔撰文 農学博士岩出亥之助先生は明治三十二年四 月七日三重県一志郡戸木村に生る幼時より生 物を愛好し大正九年我国森林化学の大宗東京 帝国大学農学部三浦伊八郎先生の門に入り菌 類の理化学的研究なる新分野を開拓せり 昭 和二十五年東京大学より三重大学教授に転じ 我国最初の森林菌学を講じその蘊蓄を傾けた り 昭和三十七年同大学を定年退職するや過 去四十年に亘る研究業績の応用機関として郷 土この地に岩出菌額研究所を設立幾多きのこ 類の革新的栽培法を考案す また先生は性磊 落自ら東奔西走して研究成果の実地普及に情 熱を傾け農山村の福利厚生に寄与し我国きの こ生産に大いなる光明を点じた 吾人その学 界並に産業界に対する非凡の功績を称えこの 碑を建立する . | ||
撮影日
| 2010年5月 (写真提供 T.H.さん) | ||
碑文
| 姫松茸発祥の地
| ||
移転先 https://840.gnpp.jp/himematsutake/
(C)発祥の地コレクション All rights reserved.
無断転載禁止