狂俳発祥之地 [きょうはいはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||||||
場所 |
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コメント |
JR東海道線の岐阜駅から北北東に3km。
岐阜公園の金華山ロープウエイ乗降場近くの木立の中に「狂俳発祥之地」と刻まれた石碑が建っている。 「狂俳」とはあまり聞かない言葉だが,広辞苑によると, 濃尾地方などに多く行われた冠付(かむりづけ)の一種。五文字(ごもじ)が字数に拘泥しないのに比べて、これは五・七・五の俳句調で意味は簡単。とある。 同種の言葉として,川柳・狂句・雑俳 などがあるが,いずれも 俳句と同じ 五・七・五 の形式をとり,季語はなく,内容は風刺や滑稽味を主眼としているもの。俳句が芭蕉らによって芸術の域にまで高められると,それに対する“雑俳”という形で遊びの分野で定着し,更に大衆化されたもの。狂句は川柳とほぼ同義語で,最近はあまり使われない。 “冠付”というのは,題として出された上5文字に 中7文字・下5文字をつけて1句に仕立てるもので,江戸時代・元禄のころに始まる。“前句付”とも呼ばれ,上方では“笠付け”ともいった。
名古屋には「蕉風発祥の地」碑があるなど,濃尾地方は俳諧が盛んであった。狂俳もこの地方で発祥したといわれ,現在でもその命脈を保っていて“狂俳クラブ”などのグループが活動している。
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撮影日
| 2010年5月 (写真提供 T.H.さん) | ||||||
碑文
| 狂俳発祥之地 岐阜市長 上松 陽助書 | ||||||
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移転先 http://840.gnpp.jp/kyohai/
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