無線電話発祥記念碑 [むせんでんわはっしょうきねんひ] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||
場所 |
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コメント |
JR参宮線/近鉄鳥羽線の鳥羽駅から 南に250m。
駅の南側に 標高70mぐらいの 日和山(ひよりやま) がある。駅前の駐車場横から 日和山遊歩道に入り, 山道を上る。 山頂は展望台になっているが, その少し手前に「無線電話発祥記念碑」と刻まれた 大きな石碑が建っている。
無線による通信の歴史は, 1895(明治28)年 のイタリア人・マルコーニによる トンツー方式の
“無線電信”技術の発明に始まる。
一方, 音声を電気信号に変換して これを再び音声に復元する技術は, “有線電話”によって確立していたが,
音声信号の伝送を無線で行う技術は, デンマークのプールセンによって アーク放電を利用した
“無線電話機”が発明された(1903)。しかしこの方式は 安定した放電が得られず 実用化に至らなかった。
余談だが, 鳥潟博士は TYK無線電話機の実用化の後,
1920(大正9)年に 38歳の若さで逓信省電気試験所の所長となり,
現代の通信技術の基礎となる数々の研究実績をあげたが, 1923年に 他界している。 | ||
撮影日
| 2008年5月 (写真提供 K.T.さん) | ||
碑文
| 無線電話発祥記念碑 日本電信電話公社総裁 大橋八郎書 昭和36年12月 日本電信電話公社 東海電気通信局
(説明板) |
無線電話発祥記念碑
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同・説明板 .
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移転先 https://840.gnpp.jp/musendenwa/
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