日本通貨発祥の地 [にほんつうかはっしょうのち] 場所
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秩父鉄道本線・黒谷駅の東方 約500m。駅に向かい合う“和銅山”のハイキングコースの
登り口付近に, 日本最初の貨幣といわれる「和同開珎」をかたどった高さ4〜5mもある
大きな記念碑が建ち, 「日本通貨発祥之地」と書かれている。
奈良に都が遷される前, 国力を富ませるためには 金銀銅などの鉱物資源が必須であると認識し,
鉱物の発見することを全国民に奨励した。
この「通貨発祥の地」の意味は 「和同開珎の材料である 和銅がここで産出された」
ことを記念したもので, 「和同開珎の鋳造がここで行われた」ということではないらしい。
和同開珎は 直径約24mmの円形の貨幣で, 中央には約7mmの正方形の穴が開いている。
表面には 「和同開珎」の文字が表記され 裏は無紋。
この形式は 唐の国で発行されていた「開元通宝」を模したものといわれ,
現在の貨幣価値に換算すると 1000円ぐらいだったのではないかと思われる。 発祥の地コレクションは、新サイト http://840.gnpp.jp に移行作業中です 撮影日
2006年3月 (写真提供 T.K.さん) 碑文
日本通貨発祥の地 埼玉県指定文化財旧跡 和銅遺跡
秩父が史上で有名になったのは奈良時代に和銅奉献の記事が続日
本紀にあらわれてからであります。 |
日本通貨発祥の地 碑
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和銅遺跡 碑
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移転先 http://840.gnpp.jp/nippon-tsuuka/
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