学校給食発祥の地 [がっこうきゅうしょくはっしょうのち] 場所
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JR羽越本線の鶴岡駅から 南西に2km。 鶴岡市立図書館の南に 浄土宗の寺・大督寺がある。 寺の山門近くに「学校給食発祥記念碑在所」という案内碑が, 本堂へ続く参道の脇に「学校給食発祥の地」と書かれた 横長の 壁のような石碑と,その前に埋め込まれた 由来を記した副碑がある。
1872(明治5)年に学制が発布され,全国に小学校が置かれることになったが,
家庭生活が困窮して小学校に入れない子弟も多かった。
山形県の就学率は 当初50%に満たなかった。
その後 大正初期に東京府が一部の学校でパンによる給食を行った例もあったようだが,
昭和に入ってから 貧困児童や栄養不良の児童などを対象にした学校給食を実施。
1944(昭和19)年になって 大都市の小学生児童に 米・みそ等を特別配給して給食を実施した。
この発祥碑は 1959(昭和34)年に,大督寺での給食の開始から70周年に当たることを
記念して建立された。 コメント
(2011/10 追加)
読者の一人から次のようなコメントをいただいた。『これまで 学校給食の発祥は 1889(明治22)年とされてきたが,実際は 1892(明治25)年であった。』
学校給食発祥の原動力・霊山和尚の仏教をまとめているものです。 発祥の地コレクションは、新サイト http://840.gnpp.jp に移行作業中です 撮影日
2008年10月 (写真提供 T.H.さん) 碑文
学校給食発祥の地
明治二十二年十月鶴岡の各宗寺院住
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移転先 http://840.gnpp.jp/gakkokyushoku/
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