船員教育発祥の地
[せんいんきょういくはっしょうのち] 場所
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隅田川に架かる永代橋の 西詰南側, マンション前の歩道の植込みに,
写真に示す石碑が建つ。
黒船の来航によって 開国を余儀なくされた江戸幕府は,
海軍講習所・軍艦操練所 などを設置して 日本人による軍艦の運航が
できる体制を整えようとした。
明治になると, わが国の商業海運界も 国際的にみて立ち後れが目立ち,
船員教育の制度が必要とされた。
発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 撮影日
2003年4月 碑文
船員教育発祥の地
内務郷 大久保利通は, 明治政府の自立的な海運改革を進めるにあたり,
船員教育の急務を提唱し, 三菱会社長 岩崎弥太郎に命じて,
明治8年11月この地に商船学校を開設させた。当初の教育は,
その頃隅田川口であり, 海上交通の要衝でもあった永代橋下流水域に,
成妙丸を係留して校舎とし 全員を船内に起居させて行われたが,
これが近代的船員教育の嚆矢となった。
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