発祥の地bannar
きびソフト発祥の店
 [きびそふとはっしょうのみせ]


場所
沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
コメント
沖縄本島から北西に突き出した本部半島の北に古宇利島がある。屋我地島から古宇利大橋を渡って“古宇利島ふれあい広場”の向かい側の“海の家YOSHIKA”に『「きびソフト」発祥の店』という看板が出ている。

「きびソフト」は,外観は普通のコーン(又はカップ)に入れたソフトクリームで,その上にさとうきびで作ったキャラメルソースをかけてある。
味わった人の話では 濃厚でとても甘く,すぐにソフトクリームが溶けだして 手がベトベトになるとか。
公表された情報がないため その由来などはよくわからないが,ほとんどこの地だけにしかない 非常にローカルな食品らしい。
ちなみに 東北や関西地方にも同名のアイスクリームがあるようだが,これらは キビダンゴの材料になる 穀物のキビ(黍)を使ったもの。

古宇利島は,直径2kmほどのほぼ円形の小島で,サンゴ礁の隆起によってできた島。人口は350人ほど。
南に位置する屋我地島との間に“古宇利大橋”(長さ2km)が 2005年に開通し,さらに屋我地島と沖縄本島の間にも橋があるため,車で往復できる。かつては船便でのアクセスだったが,橋ができてからは観光地としての開発が盛んである。

かなり脱線してしまうが,古宇利島から紀元前の土器が出土し,沖縄の“人類発祥の島”ともいわれる。
つぎのような神話(伝説)があるという。

昔、古宇利島に空から男女二人の子供が降ってきた。
彼らは全くの裸であり毎日天から落ちる餅を食べて幸福に暮らしていた。
最初はそれに疑問を抱かなかったが,ある日餅が降らなくなったらどうしようという疑念を起こし,毎日少しずつ食べ残すようになった。
ところが二人が貯えを始めたときから餅は降らなくなった。
二人は天の月に向かい声を嗄らして歌ったが餅が二度と降ってくることはなかった。
二人は生活と労働の苦しみを知り、ジュゴンの交尾を見て男女の違いを意識し恥部を蒲の葉で隠すようになった。
この二人の子孫が増え琉球人の祖となった。   (Wikipedia より)

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撮影日
2012年10月 (写真提供 OLDMANさん)
碑文
日本初! 「きびソフト」発祥の地
  YOSHIKA
 [さとうきび」でつくったキャラメルソース

 
「きびソフト」発祥の店 看板
 「きびソフト」発祥の店 看板
海の家 YOSHIKA
 海の家 YOSHIKA
きびソフト
 きびソフト


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