タコライス発祥の地 [たこらいすすはっしょうのち] | |||||||
場所 |
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コメント |
沖縄道の金武ICから東に2km。米軍基地(キャンプハンセン)の第1ゲート前に広がる歓楽街の中心部に「金武町新開地案内図」と書かれた看板が出ている。この看板の右上に「タコライス発祥の地」と書かれている。
その金武町新開地の中に「パーラー千里」という店があり,店先に「元祖・タコライス発祥の店」と書かれた置き看板などが置かれている。
「タコライス」は 金武町の「パーラー千里(せんり)・キングタコス」の創業者,儀保松三が 1984(昭和59)年に考案した料理。
そもそも「タコス」とは,メキシコを代表する料理で,“トルティーヤ”(トウモロコシの生地を薄くのばして鉄板で焼いた皮)の中に具を挟んで食するもの。具としては 牛肉のサイコロ・ステーキ,焼いた豚肉を細く裂いた肉などと,刻んだ玉葱などが添えられるのが主体だが,店によって具の内容はバラエティーに富む。 蛇足だが,タコライスは海産物であるタコ(蛸)を使った料理(タコ飯)と誤解する人がある。また 実際に蛸を具に使った「蛸入りタコライス」を供している店が 各地に存在するという。 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | ||||||
撮影日
| 2011年10月 (写真提供 A.A.さん) 2012年10月 (写真提供 OLDMANさん) | ||||||
碑文
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TACO RICE タコライス発祥の地 その歴史は,金武町のある飲食店から始まった。 その店は,新開地にある小さな店で,基地の町の店らしく米軍兵士相手に軽食を出していた。しかし80年代に入り,円高時代になると,彼らは昔ほど店で食事をしなくなった。そこで店主は,安くて,しかもボリュームのあるメニューを出そうと考えた。その新メニューがご飯にタコスの具をのせた「タコライス」である。中米生まれで米軍経由で沖縄に入ってきたタコスを,アレンジしたこの新メニューは大ヒットして,その店の名物メニューのみならず地域の名物になり,基地の町中部を中心に広がっていった。 「タコライス」は,ライスの上に挽肉,レタス,近年ではチーズ,トマト等をのせてチリソースなどをかけて食べる,沖縄育ちのオリジナルメニューである。 沖縄の食文化の最新チャンプルーの傑作といえるだろう。 (参考「オキナワなんでも事典」) | ||||||
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移転先 http://840.gnpp.jp/taco-rice/
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