直利音頭発祥の広場 [なおりおんどはっしょうのひろば] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||||||
場所 |
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コメント |
わたらせ渓谷鉄道の間藤駅から北北西に200m。
渡良瀬川に架かる古河橋の手前横に,間口20〜30m,奥行10mほどの小公園(広場)がある。この広場に「直利音頭発祥の広場」と書かれた説明板が建っている。説明板の後ろは渡良瀬川である。
「直利音頭」は,独特の節まわしと踊りを持つ 足尾地方の盆踊り歌で 。歌詞は鉱山町らしい味わいがあり,踊り方は 鉱山の選鉱作業を模した比較的単純なもので,初めての人でも容易に覚えられ 親しみやすい。現在でも夏の盆踊りに受け継がれている。
足尾では質・量ともに良質の銅の鉱脈のことを「直利」と呼んでいた。 | ||||||
撮影日
| 2010年10月 (写真提供 T.H.さん) | ||||||
碑文
| 足尾銅山 盆踊り 直利音頭 発祥の広場
この広場で,大正13年(1924)に赤倉町務会が「八木節」をはじめたことがきっかけであろうか。時に,足尾銅山労働大争議(大正8年・10年)で荒れた後でもあり,文化・スポーツの振興に気運が高まる中,本山坑勤務の畑中清(舟石出身)・堺正高(フランキー堺の父)等が,銅山に相応しい盆踊り唄を作ろうと,同年から毎年歌詞を募集し当選歌を社内報で発表した。お囃子,振付けも創作され,昭和2年(1927)頃に「直利音頭」に変えて踊るようになり,足尾の盆踊りとして定着し全山で盛大に行われた。しかし,この広場での盆踊りは平成8年を最後に思い出を残して幕を閉じた。
日光市 | ||||||
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