発祥の地bannar
大正琴発祥之地
 [たいしょうことはっしょうのち] 


場所
愛知県名古屋市中区大須2丁目
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名古屋のほぼ中心,名古屋一の盛り場と言われる大須。
大須の中心ともいうべき 大須観音(宝生院真福寺)の境内に, 大きな自然石に刻まれた 大正琴発祥之地の石碑がある。

大正琴は, その名の通り 大正時代に名古屋に誕生した楽器。
弦が5本あり, 左手で 数字が書かれたキー(ボタン)を押し, 右手でツメを使って弾くと そのキーの音が出る。 楽譜は数字譜なので 音符の読めない人, 音楽知識のない人でも 簡単に弾くことができる。
大須生まれの 川口仁三郎(通称・森田吾郎)が タイプライターをヒントに考案した と言われる。

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撮影日
2000年3月 
碑文
郷土芸能 大正琴発祥之地

明治45年 大須の住人 森田五郎氏が 八雲琴をもとにして 小型で手軽な二弦琴を作り上げた。 時に重陽の節句であったことから 菊琴と名付けられた。 この菊琴をさらに弾き易く改良されたものが 現在の 大正琴 の原形といわれております。 大正時代大流行したこの琴も 時代の変遷により その音色もいつしか消え去りました。
昭和2年 一人の少年がこの楽器のとりことなり 以来58年間 改良に改良を加えながら, 大衆芸能と云われるまでに 育て上げてきました。
初代菊琴 誕生以来 本年で, 75年を向へるにあたり, 菊琴制作者, 森田五郎氏を偲び その功績を顕彰するとともに 大正琴の発祥の地を明らかにし 後世に伝えんとするものです。
         昭和60年9月9日
碑文名古屋大正琴保存会
名誉会長    岡戸 武平翁
   作家
建立者琴城流宗家家元
          鈴木琴城
株式会社鈴木楽器製作所
          鈴木萬司
全国大正琴愛好会

大正琴発祥之地   大正琴発祥之地
大正琴発祥之地   大須観音


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