稚内地名発祥の地 [わっかないちめいはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||||||
場所 |
| ||||||
コメント |
JR宗谷本線の稚内駅から 南南東に1km。
オロロンライン(道道106号)に面して真言寺がある。寺の境内の南縁を小さな川(沢)が流れており,その脇に「稚内地名発祥の地」と書かれた説明板(駒札)が建てられている。
稚内は(実効支配されない北方領土を除けば)日本最北端の市で,宗谷総合振興局の所在地。人口は約36,000人(2014年)。 地名の「稚内」はアイヌ語の“ヤム・ワッカ・ナイ”(冷たい飲み水の沢の意)に由来する。この“沢”というのは真言寺の横を流れる川のことで,この沢の水は冷たく飲用に適していて,船に積み込む飲用水としても重用されたという。 | ||||||
撮影日
| 2014年6月 (写真提供 T.K.さん) | ||||||
碑文
| 稚内地名発祥の地 此の沢が稚内地名発祥の地である。 稚内市大字稚内村字ヤムワッカナイと呼称していた。アイヌ語で「ヤムワッカナイ」とは「冷たい奇麗な水のある川」の意味であり,此の水を稚内港を出る多くの船舶の飲料水として摘み込み,又は地域住民の命の水として古くから大切にされて来た。又,此の場所はアイヌ語で「シリクラエンルン」と呼ばれ「もののけの住む所」とも云われていた。 後に真言寺開創の伊藤智教法尼が堂宇を建て,弘法大師をお祀りして是を鎮める。後に開基上人鮒井英應師は,この沢の滝を「いろはの滝」と称し賛嘆した。 注:甲寅は1974(昭和49)年 | ||||||
|
移転先 http://840.gnpp.jp/wakkanai/
(C)発祥の地コレクション All rights reserved.
無断転載禁止