渡良瀬川発祥の地 [わたらせがわはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||||||
場所 |
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コメント |
わたらせ渓谷鉄道の足尾駅前に“古河掛水倶楽部”がある。その敷地内にある“銅山電話資料館”の横に「渡良瀬川発祥の地」と書かれた説明板が建っている。
渡良瀬川は 利根川の支流。日光市足尾町から草木ダムを経て,群馬・栃木の県境を流れて渡良瀬遊水地に入り,古河市と加須市の境界で利根川に合流する。一般に 神子内川との合流部から下流が渡良瀬川で,上流は松木川と呼ばれていたが,国土交通省では 1965年以降,足尾ダムから下流をすべて渡良瀬川とし,足尾ダム上流部を松木川としている。
伝承によれば,奈良時代の終わり頃 日光を開山した勝道上人がこの川を渡ろうとしたところ,浅瀬を見つけて その場所を“渡良瀬”と名づけ,その地名から“渡良瀬川”となったいう。
足尾銅山は 江戸時代初期から採掘が開始され,1877(明治10)年に古河市兵衛が近代化をはかって 全国有数の銅山となり,古河鉱業(現・古河機械金属)は 現在の古河グループに至る事業の基盤を作った。
余談だが「銅山電話資料館」は,足尾銅山の施設内で使用された電話の交換機が置かれた施設。 | ||||||
撮影日
| 2010年10月 (写真提供 T.H.さん) | ||||||
碑文
| ここから約150m上流 渡良瀬川発祥の地
足尾銅山の深い歴史を共に歩んだ渡良瀬川,その名の由来は1200年の昔,日光を開山した勝道上人が修験の途次,この地に分け入り対岸に渡ろうとしたが,谷が深く流れが急なので,困っていたところ,ようやくこの辺りで浅瀬を見つけ無事に渡ることができたので,対岸の地を「渡良瀬」とし,川の名を「渡良瀬川」と命名したと伝えられている。以来,ここから約150m上流の,松木川と神子内川(みこうちがわ)が合流する地点から下流を,渡良瀬川と称してきたが,昭和40年(1965)に渡良瀬川の起点は,松木川の上流に変更された。 | ||||||
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