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[2001-04-16]
『だるま市』にいただいたコメントの一部をご紹介します。
本日までにいただいたコメントの数は
(コメントのない“空メール”を含めて) 約35通と やや少なめでした。
コメントしにくい内容だったのかもしれません。
【 Kさん 】
だるまにも赤以外に緑、黄、白、などいろんな色があるとは。
でもやっぱり赤が縁起ものとして嬉しいですネ。
願いがかなったら目を入れる。こんな習慣は日本のだるまだけなんでしょうか?
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【 Oさん 】
縁起物を買う気持ちにはなれませんが、だるまの色、眉やひげなど顔の部分が
何を表しているか等面白く読ませて戴きました。
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【 Fさん 】
いわれは知っていましたが、そこまで深く追求してなかったです。
家には「ダルマ」がないのですが、読んでいたら“欲しく”なってきましたよ。
今度、買って来ようかなぁ〜 (笑)
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【 Oさんから 】
達磨というと、高崎のお弁当を思い起こすというサモしい人間です。
後は、初詣の時に買おうかどうしようか迷って、結局買わないというパターンを思い出します。
会社にも、ある人が昨年の初詣の時に買ってくれたのが、片目入った状態で年を越して
いまだに片目状態です。今のプロジェクトが成功しないと両目入らないな、という状況で、
本日土曜日も仕方なく出勤です。(^^;)
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【 Tさん 】
だるまさん。拝見しました。
私の部屋にも片目のだるまがあります。
もう何年も目がはいってないな〜
高崎といえば、やはりダルマ弁当ですね。
普通の駅弁ですが、あのダルマさんの入れ物に入っていることが おいしさの一つかもしれません。
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「だるま弁当」いいですね。決してサモしくないです。
信越線時代には 高崎駅の「だるま弁当」と横川駅の「峠のかまめし」は
駅弁ファンには欠かせないものだったのですが, 長野新幹線ができてからは
もっぱら車内販売が頼りのようです。
私はあまり買うチャンスがなかったので 味のほどはよくわかりませんが,
赤いだるま形の容器は, 持ち帰って貯金箱になる という楽しみ(?)もあります。
オリンピックの時には白いだるまだったり, JR 10周年記念として
緑色のだるまが発売されたり, いくつかのバリエーションがあります。
最近では ハローキティーのだるま弁当も出たようで, 高崎駅のホームには
写真(右)のようなポスターが貼ってありました。
【 Iさん 】
こんなに様々な表情をしているなんて新発見です。
あらためて目の入らぬままの、我が家の達磨さんを見なおしてーーー、
又これも違いました。
甲子園で頑張っている常総学園の健闘を祈願して、優勝したら目を入れましょう。
目に入れても痛くない孫の通う学校です。生徒達は今晩バスで、甲子園に応援に
出かけます。
三春の滝桜のHP見ましたら、三春だるま市なるものがありました。幸運を願う
人々の御守りでしょうか?
心をなごまして呉れますね。
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【 Nさん 】
川崎市の麻生区(柿生)のダルマ市は有名です.昔近所に住んでいたころ
(およそ20年前位?)行きました。
毎年2月にあります。関東では有名です。日にちが決まっていて、
平日でもやります。ぜひ、関東一のダルマ市にも参加して下さい。
昔ながらの市です。
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各地で 数多くのだるま市が開催されているんですね。
ところで, どうして 西日本に だるま市がない(少ない)のか 不思議に思っています。
数人の関西人に「だるま市を知っているか」と聞いたら,
ほとんど知らないようでした。
さすがに“何それ?”という反応は少なかったのですが,
関東に住む関西人は “関西には だるま市がないから・・・”
と 興味なさそうでした。
郷土玩具としてのダルマは西日本各地にあるのに, "だるま市"だけが 東寄りになっている
のは なぜでしょう。
【 Tさん 】
いつも、楽しくかつ、ためになる情報を有り難うございます。
小川さんの記事を見させて頂いていろいろな事を学ばさせて頂きました。
また、自分では行っていないのに写真を沢山掲載されているので、その
旅情/叙情感により、自分がそこに行っているような感銘を受けます。
さて、今回の記事ですが、”だるま”と一言で言っても色々な顔があるんですね。
今年の正月に、子供の受験祈願でダルマを買いましたが、値段が非常に高いので
ビックリしました。
選挙と受験のとき以外は需要がない?ので、しかたないのかもしれませんが・・。
五色のお不動さんと言い、身近にあるものでも、結構奥があるんですね。
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【 Sさんから 】
達磨さん楽しく見せていただきました。
我が家の達磨は、息子の受験のときに活躍してくれました、
今は達磨殿は不在です。
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【 Mさん 】
いつも楽しいお話ありがとうございます。
達磨といえば実家の押入れに埃をかぶったのが・・・。
親戚が群馬県高崎にあるので頂いたのですが、普通の家庭に だるまに目をいれて
祈願するような出来事もないまま、ほったらかされているのが現状でした(笑)
けっこう大きいもので腕がまわらないぐらいの大きさだったような記憶があります。
達磨の顔にこんなにいろいろあるとは知りませんでした。今すぐ実家にかえって
達磨の顔を確かめたい気分ですが、そうもいきませんので、こんど帰ったときに
じっくり見てこようと思います。
確かに、どれもインド系の顔といわれれば、インド人のように見えますね。
あと掛け軸で達磨がすくっと立って、海の上を渡っているのを見たことがあります。
足がなくなっちゃう前はけっこう足長さんだったようですね。
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【 Aさん 】
私の家でも正月に古いダルマに目を入れて、初詣にそのダルマを持って行きます。
その時に新しいダルマを買って来年の正月まで飾って置きます。目を入れる時に、
昨年はどんな良い事があったかが話題になりますね。さて今年はどんな良い事が
あるのでしょうか?
私が子供のころから両親が初詣に買っていたので、結婚してからもなんとなく
買い始めました。それぞれの家の慣習はこの様に引き継がれるのか興味深い所です。
私の子供達(男3人)はどうするのでしょうか。
ダルマを買うのは弘明寺です。京浜急行の駅があります。これも両親が初詣に
行っていたお寺で 特にこだわりがある訳ではありません。有名な神社に行くと混雑
するから手短な ある程度格のある神社(一応、国宝に指定されている建造物がある
ようです?)を選んだようです。
ダルマの顔は1個づつ微妙に違いますので、気に入ったのを選んで買っています。
今年買ったダルマの写真を添付します。
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だるまを買ったことがある, 家にある, という方がかなりいることに 驚きました。
こんなにたくさんの人が だるまを買っているんですね。毎年 200万個ものだるまが
作られてる というのが実感できます。
Aさんのだるまは 立派ですね。写真だと大きさの感覚がわからなくなりますが,
かなり大きく見えます。やはり高崎のだるまのように見えます。
だるまを買うとか 初詣とか, こういう習慣は 親から子へ 順番に
受け継がれていくもの というのがよく分かります。
Mさんの実家のだるまは“腕がまわらないぐらいの大きさ”とは, ずいぶん大きい
ですね。思わず 《高かったんだろうな》 などと ヤボなことを考えてしまいました。
【 Oさん 】
だるま市、楽しく拝見・拝読させて頂きました。
私自身、暮の京浜東北線、山手線の車内広告 等により川越喜多院 他のだるま市の
存在は知ってはいますが、あまり関心もなく行った事はありません。
と言いながら、別に縁起を担いだつもりではないのですが、何となく 2人の子供
の受験時にはダルマを買い求めました。そして、今年 2月に買ったものが最後に
なりました。
コースは、亡父母が眠る東大農学部近くの菩提寺で墓参りした後、受験の神様と
呼ばれる湯島天神に詣で(丁度、梅の美しい時期です)、受験のお守りを買い、そ
の足で川崎大師に詣でてダルマを買います。
何故、川崎大師でダルマを買うのか。市場論理です。つまり、湯島天神のは、川
崎大師の倍近い値段なんです。少し見栄えのする大きさのモノで 2-3,000円もし
ます。
売る側が市場論理に従い、受験生を当て込んで価格設定をするなら、買う側は安
いところを探します。
ダルマの問題はお炊き上げです。ダルマを含め、破魔矢、お守り、等々は、昔か
ら翌年の正月に神社仏閣でお焚き上げ頂くのが世の習いでした。然し、当今の環
境問題により東京都では 2-3年前からダルマが対象外になりました。聞けば、燃
えないゴミとして出せ、と言うのです。
そんなバカな、縁起モノだからこそお焚き上げを最終プロセスとしてきたのでは
ないか。両眼の入ったダルマ様をゴミに出すなんて、躊躇します。そこで、今で
もお焚き上げしてくれる川崎大師まで足を運ぶ事になります。
いずれ当局の御指導により、ダルマのお焚き上げ禁止令が全国区で市民権を得る
のではないかと思います。
念願成就の暁には、小川さんのダルマさんの運命はどうなるのでしょうか?
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たしかに最近は, 正月飾りなどは ダイオキシン対策で 燃やさないようにしている
という話は聞きますが, あまりプラスチックを使っているようには思えないダルマ
までが 不燃ゴミ扱いとは・・・ 赤い塗料が問題なのでしょうか。
さすがに だるま市を開いているお寺などはどこも 古いだるまの回収システムが
完備していて「納め所」があります。
回収したあと どうやって処分するのかは知りませんが, このシステムは
毎年コンスタントにだるまを販売する上でも 重要な仕組みになっていると思われます。
わが家のだるまは・・・ さて そこまで考えていませんでした。
両目が入ったら その時点で考えましょう。
【 Oさん 】
ダルマは何時見ても楽しいですね。
平凡社大百科DBには若干参考になると思われる記述がありますので、一部を再録します。
・・・起上り玩具としては、室町時代に「起上り小法師」と称するものが流行したが、
江戸時代中期から達磨が起上り玩具を代表するようになり、倒れてもすぐ起き上がる
というところから「七転八起」のたとえ言葉とともに縁起物として全国に流布した。
歳暮、年始、節供その他社寺の縁日等にとくに多く売り出され、なかには盛大な達磨
市がたち、年中行事の一つともなった。・・・
・・・達磨はまたいろいろの俗信仰を生み出したが、その一つに目なし達磨がある。
江戸時代末期に疱瘡が流行したとき達磨がその呪物とされ、疱瘡には特に目を大切に
せねばならないところから、目なし達磨が売り出された。客の求めに応じてその場で
目を入れる風が、仏の魂を入れる開眼の古俗とも結びついて広まり、大願成就したと
き目なし達磨に目を入れる風が今日にも伝わった。・・・
(起上がり小法師は中国生まれですが、だるまは国産のようです。)
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