日本聾話学校発祥の地 [にほんろうわがっこうはっしょうのち] 発祥の地コレクションは、新サイト https://840.gnpp.jp に移転しました。 | |||||||
場所 |
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コメント |
矢来公園から150mほど西,住宅に囲まれて“日本基督教団エバタ教会”がある。
教会前の広場(駐車場)の片隅に,「日本聾話学校発祥の地」と書かれた 高さ1メートルほどの石碑が建っている。
日本聾話学校は,1920(大正9)年に この地にあった“東京牛込福音教会”に開校した,難聴の児童・生徒に対して教育を行う私立のろう学校。乳幼児から中学校まで 聴覚主導(口話法)の教育を行っている。
同校創立のきっかけは,米国長老派教会の宣教師として来日していた オーガスト・K・ライシャワー博士(元駐日大使 エドウィン・O・ライシャワー氏の父)の長女が,病気のために幼くして聴力を失ったことであった。
ちなみに,ろう教育には“口話法”と“手話法”がある。口話法は 補聴器などを使用した音声によるコミュニケーションと書記言語を主に用いる方法,手話法は 視覚言語を主に用いる方法である。長い間口話法が採用されていたが,戦後になって 手話法が積極的に取り入れられるようになった。
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撮影日
| 2013年5月 | ||||||
碑文
| 日本聾話学校発祥の地
1920年(大正九)4月28日 | ||||||
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移転先 https://840.gnpp.jp/nipponrowagakko/
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